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フィル・ミケルソンらLIV組4人が「独占禁止法違反」の訴訟を取り下げ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

フィル・ミケルソンが訴訟メンバーから下りた理由は?(撮影:GettyImages)

8月初旬、米カリフォルニア州でLIVゴルフ参戦組の11選手が米PGAツアーを「独占禁止法違反」で提訴したが、フィル・ミケルソンテイラー・グーチハドソン・スワフォード(いずれも米国)、イアン・ポールター(イングランド)の4人が提訴を取り下げた。

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すでにジェイソン・コクラックパット・ペレス(ともに米国)、カルロス・オルティスエイブラハム・アンサー(ともにメキシコ)の4人が訴訟から離脱をしているため、マット・ジョーンズ(オーストラリア)、ブライソン・デシャンボーピーター・ユーライン(ともに米国)の3人が残された。

米PGAツアーは、サウジアラビア政府系ファウンドがバックアップする超高額賞金の新リーグ、LIVゴルフへ参戦した選手を「規定違反」としてPGAツアーのメンバー資格を停止。大会への出場を認めない措置をとっている。これが選手を占有する独占禁止法(反トラスト法)に反すると主張する。

訴訟には8月下旬にグレッグ・ノーマン(オーストラリア)が率いる「LIVゴルフ」も加わったことで、ミケルソンは「自分が訴訟に名前を連ねる意味がなくなった」として取り下げを示唆していた。

27日、ミケルソンは「LIVゴルフの一員であることは非常に幸福を感じており、前進していくことに集中したい。LIVゴルフが訴訟に加わったことで、我々選手の権利は守られるだろうから、その過程に加わる必要はない」とコメントを発表した。デシャンボーら3選手とLIVゴルフが原告となった訴訟は、2024年1月8日、カリフォルニア州で公判が行われる。(文・武川玲子=米国在住)

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