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三浦桃香は久々レギュラーツアーで4バーディ 予想外の大歓声受け 「優勝したのかと(笑)」

大歓声を受け照れる三浦桃香(撮影:福田文平)

<スタンレーレディスホンダ 初日◇6日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6590ヤード・パー72>

4年ぶりのレギュラーツアー出場となった三浦桃香は4バーディ・3ボギーの「71」で1アンダーの53位と予選通過(50位タイまで)が十分に狙える位置でのスタートを切った。ホールアウト後は「金曜日にこんなにギャラリーがいるとは思わなかった。楽しかったです」と満足気だった。

注目の1番パー4は5メートルを沈めてバーディ。同じ組で回った吉本ひかる、ささきしょうこもこのホールは揃ってバーディで、出だしからギャラリーは大盛り上がりだった。しかし、三浦はここからパーが続き、折り返しの9、10番を連続ボギーとして失速。「1オーバーまで行って、(予選落ちした)先週のステップの二の舞いだと思ったけど、そこからバーディを獲れて良かったです」。

13番パー4では106ヤードから、15番パー4では99ヤードからの2打目を寄せてバーディ。先週からの2連戦に向けて「ピッチングウェッジと50度のウェッジのコントロールショットを練習してきたので、その距離を残せたのがよかったと思います。13番は特に大歓声で優勝したのかと思いました(笑)」。16番パー3は「ラインがうまく読めた」と5メートルを沈めてバーディとし、アンダーパーでのフィニッシュとなった。

久々のレギュラーツアーだったが「レッスンのお客さんが何人も来てくれて、見慣れた顔が多かったので久しぶりという感じはなく“やあ”という感じでした。目標は3バーディだったので、クリアできてよかったです」。多くの生徒の前でアンダーパーをマークしたことで「先生は大丈夫というところを見せられた。お手本を見せられたかなと思います」と続けた。

ショットの出来については「課題が見つからなかったので今日は練習はしません」というほどだったが、マネジメント面では反省点があった。「ドライバーを持つかどうか考えていた、2番、9番、12番(いずれもパー4)を今日は全部ドライバーにして、全部バンカーに入れてしまいました。越えるかどうかの距離なんですけど、明日は刻もうと思います」。この日の平均飛距離は268ヤードで出場選手中9位と飛ばし屋ぶりは相変わらず。2日目は自慢の飛距離と、初日の反省を生かしたマネジメントで予選通過を目指す。(文・田中宏治)

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