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勝みなみはボギーフリーの『67』にも冴えない表情 「アンダーで回った気がしない…」

勝みなみがボギーフリーの「67」。上々の滑り出しだが、本人は不満顔?(撮影:ALBA)

<ウォルマートNWアーカンソー選手権 初日◇29日◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>

ボギーフリーの「67」で回り18位タイで滑り出した勝みなみだったが、ホールアウト後の表情は少し冴えなかった。「あんまりアンダーで回った気持ちがしないですね。ショットがすごく良かったぶん、パターをめちゃくちゃ外したので…」。

18ホール中16回をパーオンし、外したところもアプローチで寄せた。大きなミスがない一日で、「安定したプレーでしたね。いいんだか悪いんだか(笑)」。ただ、パッティングには苦戦した。柔らかいぶん転がりも遅いグリーンに手を焼いて30パット。「打てなくて届かないというのもあったり、短いのでやってしまっていた。ちょっと悔しいですね」と、内容には不満が残る4アンダーだ。

とはいえ、パターの悔しさをショットに引きずらなかった。「気持ちを切り替えて」とショットでつけて、何度もパターでトライした。「いい感じには振れていたし、ミスヒットのパットはあまりなかったので、あしたは入ってくれるんじゃないかな」。“パター次第”という日々が続いているが、それを脱しようと模索しながら、ビッグスコアを目指している。

スポット参戦した日本ツアーからの連戦で、事前にコースを確認できたのはプロアマ大会での18ホールのみと限られたが、そこに対する“情報不足”の不安もない。「キャディさんもいますし、意外と知りすぎて良くなかったり、悪いイメージがないほうが良かったりする。たまにはこういうプレーもいいのかなと思いました」とコースへの印象は良さそうだ。「あまり納得はいっていないけど、アンダーで回れたのでとりあえず」と初日はひとまず及第点。あすは100点を叩き出したい。(文・笠井あかり)

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