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『80』で米本格参戦後初の予選落ち 勝みなみは苦戦にもサバサバ「長く戦っていればこういうこともある」

勝みなみは予選2日間で姿を消すことになった(撮影:Yasuhiro JJ Tanabe)

<ロッテ選手権 2日目◇13日◇ホアカレイCC(米ハワイ州)◇6603ヤード・パー72>

勝みなみが、米国女子ツアー3試合目にして本格参戦後初となる予選落ちを喫した。2日目はショットが荒れ、1バーディ・5ボギー・2ダブルボギーの「80」と苦戦。トータル8オーバーの125位タイに終わったが、来週のメジャー大会「シェブロン選手権」へと気持ちを切り替えている。

後半の3番、7番ではともにティショットを左の池に入れてしまいダブルボギーを叩いた。それでも「ミスをした時に左に池があって不運でしたね。ドローヒッターなので、左に池があると嫌な意識があって、それが出ちゃいました」とサバサバと振り返る。

この2つのミスこそあったが、「ほかのショットは、特に後半よかった」と手ごたえが悪いわけではない。それがしっかりと前を向ける要因だ。予選通過が厳しいと悟った時から、気持ちを切り替えショットを修正するための時間に割くことを決めた。そして「試した結果、いい修正、スイングが見つかった気がする」と、克服の兆しも見えたという。

「長く戦っていればこういうこともあります。きょうは打ち過ぎたけど、これからの悪いものを出しきったと思います」と時折、笑顔ものぞかせる。とはいえ、ただ楽観視しているというわけではない。「あしたもコースで練習ができるので、そこで調整します」と出場できなくてもホアカレイCCを訪れ、復習は忘れない。

来週のメジャー大会については、「出るのが初めてで、どういう大会か分からないし、自分の課題をクリアすることが大事。コースも違うし、キャディと相談しながらやっていきたい」と話す。「メジャーもあるので、ゆっくり体調も整えて」。ハワイの週末を充実させ、テキサスに入りたい。

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