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アマ4人目の偉業達成。金谷拓実の優勝ギアは14本すべてがPING!【WITB】

まるでピッチャーのような腕のしなりから、ド派手なガッツポーズを決めました! 敗者のノリスも金谷のプレーを称賛、名勝負が生まれました(撮影:村上航)

三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇17日◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262ヤード・パー70>

史上4人目となるアマチュア優勝を決めた金谷拓実(東北福祉大3年)。ショーン・ノリス(南アフリカ)と1打を競る熱戦を繰り広げ、最終18番、約7mのイーグルパットで接戦に幕を引いた。

⇒金谷拓実がアマVで実証 脈々と受け継がれる東北福祉大・ゴルフ部イズムとは?

勝負は最終18番パー5(525ヤード)で決した。ノリスがティショットを1Wでキャリー317ヤード超のビッグドライブを見せる中、金谷は3Wで着実にフェアウェイを捉え、ピンまで残り220ヤード。しかし、やや左足下がりのライで、PING『G700』の5Iを振り抜いた池越えの2打目は、低い弾道で観客からは一瞬、落胆の声が上がる。

しかし、「ミスショットだった」と自身で振り返ったこの1打は、池を越えて2段グリーンの下に着弾、ピンのある上の段まで駆け上がった。ノリスがグリーン奥からのアプローチを約1mに寄せ、残るは金谷の約7mのイーグルパット。これをカップのど真ん中から沈めて勝負あり。敗れたノリスも拍手で称賛するほど、見事な幕引きだった。

金谷の使用クラブは、下記のように14本すべてがPING。4日間の平均飛距離は284.38ヤード(40位タイ)、FWキープ率は64.29%(28位タイ)、パーオン率は73.61%(4位)、平均パットは1.6792(3位)と、7262ヤードでパー70となったモンスターコースで並み居るプロを凌ぐ結果。松山英樹を継ぐ21歳が、強烈な輝きを放った。

【金谷拓実の優勝ギア】
1W:PING G410プラス(9°)
(ジ・アッタス7S / 45.25インチ)
3W:PING G410 LST(14.5°)
UT:PING G410(19°)
5I:PING G700(4Iの代わり)
5I〜PW:PING i210
A,SW:PINGグライドフォージド(52,58,60°)
PT:[GMA]()2 ARNA
BALL:ブリヂストン TOUR B X

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