石川遼は無念の予選落ち 次週、全米オープンに背水の陣で臨む

石川遼は悔しい予選落ちとなった(撮影:米川昌俊)

<ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント 2日目◇9日◇麻生飯塚ゴルフ倶楽部(福岡県)◇6809ヤード・パー72>

石川遼は1アンダー・61位タイからの浮上を図ったが、2バーディ・1ダブルボギーの「72」にとどまり、トータル1アンダー・91位タイで2週連続の予選落ちを喫した。

この日、前半パープレーでしのいだ石川だったが、後半10番で痛恨のダブルボギー。その後なんとか2バーディと盛り返したが、カットラインには3打足りなかった。

「今週に関しては、グリーン上が悪かったです。また次の試合までに調整ですね。ショットはそんなに悪くないので。先週、先々週より良くなってきているという感じです」と、次戦、15日から米カリフォルニア州のロサンゼルスCCで開催される「全米オープン」に向けて、パッティングの調整が急務となった。

さらに「パッティングは、調整です。ショットが悪いよりは、まだ難しい体の動きとかではないので。今週はラインの読みが当たらなかったです。いいパットも打てたり、打てなかったりでした。グリーン上で流れに乗れなかったことが、今週スコアが出なかった要因です」と自己分析した。

全米オープンへの調整で、早めの米国入りがあるか問われると「考えようかなとは思います。予選通過しようと今回必死に頑張ったので、まずは冷静に考えたいと思います」と明言は避けた。冷却期間をおいて、頭の中を整理するとした石川。残り少ない時間の中で、懸命の調整が続く。

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