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女子プロのように、5番ウッドを19度ユーティリティに変えてみよう!

岩井千怜が使うのは、ヨネックス EZONE FSの19度ユーティリティ。今季2勝した際にもバッグに入れていて、5番ウッドはない

5番ウッドよりも短く、抜けの良い形状になった19度ユーティリティは、深いラフなど、悪いライでもやさしく打つことができる。しかも、最新モデルはフェースの反発力アップなど、飛距離性能も高いため、女子プロたちがこぞって愛用するのだ。

女子プロの使用状況を見て、ギアコーチの筒康博はその背景にユーティリティの性能が進化したことがあると語る。「ユーティリティはフェアウェイウッドに比べて、シャフトが短く、ヘッドもコンパクトですから、ロフトが立ってくると球が上がりにくく、パワーがないと飛ばせなくなるのが普通でした。しかし、最新モデルはフェース面積を大きく取ることで反発力を高め、高い打ち出し、適正スピンの弾道が得やすいヘッド構造へと進化を遂げています。そのため、19度でも高くスピンの効いたボールで飛距離を出せるようになり、シャフト長が短いことによる振りやすさや抜けの良いヘッド形状など、5番ウッドにはないメリットが際立ってきたのです。ライが良ければ3番ウッドでしっかり飛ばし、悪いライなら19度ユーティリティで確実にボールを運ぶ。5番ウッドを19度ユーティリティに置き換えることで、多様なコースマネジメントが可能になったのでしょう」
 
 そこで、われわれアマチュアが選ぶ際には、トゥ側から見た「ネック高」と「ソール角」をチェックするといいという。「ネックが高いほど、そこに重量が配分されて、重心が高くスピンが入りやすくなります。より高さが欲しければネック高め、強弾道が欲しければ低めを選びましょう。また、ソール角は大きいほどインパクトでロフトが寝て、打ち出し角が高くなります。この2つの組み合わせで、モデルごとの弾道が分かりますので、スイングやプレースタイルに合わせて、ベストな19度ユーティリティを手に入れてください」(筒)

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