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“音を聞く”意識でパットが入って『68』 かみ合った馬場咲希が大まくりで6位「めっちゃ満足」

馬場咲希が笑顔でホールアウト(撮影:福田文平)

<日本女子アマチュアゴルフ選手権 最終日◇16日◇秋田カントリー倶楽部(秋田県)◇6409ヤード・パー72>
 
馬場咲希(代々木高3年)に笑顔が戻った。最終18番パー5で5メートルを沈めて、この日6つ目のバーディを奪うと、力強いガッツポーズが飛び出した。昨日までのうっぷんを晴らすかのように6バーディ・2ボギーの「68」。31位タイから出た馬場は、この日のベストスコアをマークして、トータルイーブンパーで首位と3打差の6位に入り、しっかり存在感を示した。

初日の不調がうそのように蘇った。4番パー4で10メートル、5番パー5で2メートルを沈めて連続バーディ。この時点でトータル2オーバーとなる。「トータルアンダーにするにはあと3つ、イーブンにするのはあと2つ。高い目標を持って、あと3つ伸ばそうと考えました」と朝から雨が降りしきる中、攻める気持ちは緩まなかった。
 
6番パー4では2メートル弱、8番パー3で下りの3メートルにつけるも、大きな傾斜に阻まれてパー。逆に9番では3パットのボギー。「ハーフであと4つか…」。バーディを獲るために無理に攻めるのではなく、「獲れそうなところはピンを狙って、距離が長いところはセンター狙い」のマネジメントを展開する。
 
11番パー5でバーディ、13番パー3でボギーと足踏みしたが15番からスイッチが入る。15番パー4では残り121ヤードの2打目をピッチングウェッジで30センチにつけるスーパーショット。続く16番パー4は7メートル、18番パー5は5メートルを流し込み。パットでバーディを奪った。高い目標の4つとはいかなかったが、トータルイーブンパーまで戻すことができた。
 
ダウンスイングで下半身の踏み込みを意識してショットは日に日に良くなり、パット数は前日の「34」から「27」。ショットとパットがかみ合った。「パッティングは、昨日は引っかけのミスをしていました。結果を気にしすぎてヘッドアップしている感じがあったので、今日は(カップインの)音を聞くじゃないけど、最後までボールのあった場所を見てヘッドアップしないように意識したら引っかけがなくなりました」と修正力の高さも見せた。
 
最終日に初のアンダーパーでのラウンド。「最後だったので、集中力もめちゃくちゃ高めるようにしましたし、思い切ったプレーもできたのですごくよかったかなと思います」と白い歯がこぼれた。
 
次戦は来週行われるアマチュア競技の「トヨタジュニアゴルフワールドカップ」に出場し、さらに2週後には、海外メジャー「全米女子オープン」が控えている。「最終日にいい感じで終われたので来週につながればいいなと思います。ただショットは本調子でもないし、パッティングも良くないところがるので、もっと調整していきたい」とさらに高みを目指す。(文・小高拓)

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