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渋野日向子は“インターロッキング”に戻した!? 月曜日は馬場咲希らと練ラン

慣れ親しんだ“インターロッキング”で練習ラウンドを行った渋野日向子(撮影:ALBA)

<全米女子オープン 事前情報◇3日◇ペブルビーチGL(米カリフォルニア州)◇6509ヤード・パー72>

渋野日向子のグリップにまたしても変化があった。4週間前に野球のバットを握るように10本の指すべてで握る『ベースボールグリップ』に変更していたが、それまで採用してた左人差し指と右小指を絡める『インターロッキング』に戻して練習を行っている姿が見られた。

主戦場の米ツアーから一時帰国して臨んだ「宮里藍サントリーレディス」から取り入れたベースボールグリップ。そのときには「長い目で見ています」と、長期的スパンで取り組んでいきたいと話し、同大会と2週間前の海外メジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」の2試合を、ベースボールグリップでプレーした。

だが、両試合で予選落ち。全米女子プロの2日目終了後には、試合をしながら新たなことに取り組むことについて、「確かにしんどいなと思いますけど、こういう時期も必要かなと受け入れて前に進むしかない」と話し、オープンウィークに入った。

そして、ペブルビーチでの「全米女子オープン」の開幕を2日後に控えた3日(月)にはインターロッキングに復活。申ジエ(韓国)、アマチュアの馬場咲希(代々木高3年)と練習ラウンドをともにした。ラウンド終了後には、ドライビングレンジで調整。過去に痛めていた左手首を気にする素振りを見せずに球を打ちこむと、練習グリーンで球を転がしてコースを後にした。

開幕まで残り2日。「自分ができるかぎりの準備をして臨みたい」と意気込んでいた自身4度目の全米女子オープンに向けて、身に染み込んでいるかつてのグリップとともに調整を進めていく。(文・笠井あかり)

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