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ネイマールのアルヒラル移籍が正式決定!欧州スターの流出という悲しい現実

ネイマール(写真:Aurelien Meunier)
サッカーファンにとって悲しい出来事がまた起こってしまった。

8月15日、パリ・サンジェルマンはブラジル代表FWネイマールがサウジアラビアリーグのアルヒラルと契約合意したと発表した。

移籍金はボーナスを含め1億ユーロ(約158億7000万円)程度で、契約期間は2年+1年のオプション、年俸は驚愕の総額1億6000万ユーロ(約253億円)となる。

スター選手のプレーが観られなくなる現状を嘆くファンは多い

ネイマールは怪我こそ多いものの、その実力は未だ世界トップクラスだ。

パリ・サンジェルマンでは、公式戦173試合で118得点77アシストを記録しており、世界で5本の指に入る選手と言っても過言ではないだろう。

しかし、そんなトップクラスの実力を誇るネイマールがサウジアラビアリーグへ移籍することで、その華麗なプレーを観る機会が一気に減ってしまうわけだ。

欧州サッカーを毎シーズン観続けているファンにとっては、かなり悲しい現実だと言えるだろう。

今回ネイマールがサウジアラビアに渡ることが決まったが、すでに多くのトップ選手が欧州を後にしている。

・クリスティアーノ・ロナウド

・カリム・ベンゼマ

・エンゴロ・カンテ

・カリドゥ・クリバリ

・ロベルト・フィルミーノ

・リヤド・マフレズ

・サディオ・マネ

・ジョーダン・ヘンダーソン

・マルセロ・ブロゾビッチ

・セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ

・エドゥアール・メンディ

・エベル・バネガ

旬を過ぎた選手もいるが、まだまだ欧州で活躍できる選手も多い。

今後数年間は、スター選手のサウジアラビアリーグへの流出は続くものとみられる。

サウジアラビアリーグから北中米W杯を目指すネイマール

ブラジル代表キャプテンであるネイマールは、サウジアラビアリーグでプレーしながら2026年に行われる北中米W杯を目指すことになる。

2年契約+1年のオプションとなっているが、このオプションを行使せずに欧州に戻ったならば北中米W杯前に再びトップレベルを体感しW杯に臨むことができるだろう。

しかし、オプションを行使すれば、サウジアラビアでプレーしている感覚のままW杯に臨むことになる。

確かにスター選手が集結しリーグ全体のレベルは上がっているが、それでもやはり欧州5大リーグと比べればレベルは確実に落ちる。

2002年W杯以来優勝を逃し続けているブラジルにとっては、あまり良い状況ではないと言えるだろう。

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