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高木優奈は人生初の“誤球”に「気を付けます」 スコア落とすも新人No.1へ王手

96期・高木優奈が首位で最終日を迎える(撮影:福田文平)

<JLPGA新人戦 加賀電子カップ(96期生) 2日目◇7日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6582ヤード・パー72>

後続に4打差をつけて迎えた2日目。高木優奈は人生初の誤球もあり、3バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの「75」。“貯金”を切り崩してしまったものの、トータル3アンダーで単独首位をキープした。

「色々ありました」と誤球となった10番パー4を振り返った。ティショットは左に飛び、バンカーに。しかし左斜面にあった同じブリヂストンゴルフのボールを自分のものと思い込み打ってしまったのだ。誤球に気づいたのは「グリーン手前のアプローチ」。そこから、バンカーまで戻り4打でカップインするも2打罰のダブルボギーとなった。

「風も強くて、ちょっとショットも曲がっていたので、特に10番は。わちゃわちゃしたままきちんと確認せずに打ってしまったので、1回やればもうやらないでしょう。気を付けます」。強風吹き荒れる難コンディションが思わぬところに影響した。

それでも、2位とは1打差の単独首位を守った高木。「まだ、単独トップでいけたんだなという感じですね。明日は石田可南子さんと上久保実咲さんかな、初めて回るので楽しみです」と表情は明るい。「明日、風がなければ6アンダー、7アンダーともっともっと上を目指して自分のゴルフをするだけですね」とプロとしての“初仕事”を完全Vで締め括りたい。(文・齊藤啓介)

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