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命運握る勝負の“5試合” QT回避…イ・ボミが描く2022年の戦い方は? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

本間ゴルフイベントに参加したイ・ボミが来季の青写真を話した(撮影:ALBA)

10日、千葉県のPGM総成ゴルフクラブで行われた[ボミさんの読者人気No.1写真がこちら]()

会場に足を運んだ新製品購入者や、同社に関係するゲストらとのラウンドで楽しい時間を過ごしたボミ。「本間のクラブを使っているから、みなさんすごくお上手でビックリ。私のモデルを買ってくださって、それでいいゴルフができていると言ってもらえたのもありがたかったです」と、ファンと触れ合える貴重な時間に笑顔だ。そしてきょう11日に韓国に戻ると、いよいよ本格的なオフが始まる。

新型コロナウイルスの影響で2020、21年が統合されたロングシーズンで、ボミは28試合に出場。だが、その“見えない敵”に翻弄される1年半になった。特にきつかったのが、自主隔離の日々。「今年だけでも2カ月は隔離で使いました。そのなかでいい状態を維持するのは難しかった。韓国に帰りたいけど帰れないこともたくさんありました」。様々な面で自分のペースを大きく狂わされた。

それも影響し、50位以内に入ればシード入りとなる賞金ランキングで82位、メルセデス・ランキングで84位という結果に終わり、来季のフル出場権確保はならず。さらにQT(予選会)にも参加しなかったため、22年の優先出場順位を持たないままオフを迎えることになる。

ただ、ボミは開幕戦から5試合に出場できる権利を持つ。コロナが原因で入国できなかった海外選手に対する「入国制限保障制度」の対象になっており、その試合数が割り当てられたからだ。この5試合の間に、今季の賞金もしくはメルセデス・ランキング50位を上回ればシード継続、さらに51〜55位に食い込めば前半戦の出場権が約束される。もしそれが叶わなくても、来年のリランキング突破に向けても持つ意味は大きく、「ここでいい成績を出す」ことが最初の目標となる。

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