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スコア停滞も単独2位の好位置 飛ばし屋・永野竜太郎は4日間作戦変わらず

永野竜太郎は初優勝に向けて最終日は3打差を追う(撮影:福田文平)

<関西オープン 3日目◇15日◇泉ヶ丘カントリークラブ(大阪府)◇7051ヤード・パー71>
 
初日、2日目トップの永野竜太郎が、この日はイーブンパーと苦しんだものの、首位と3打差の単独2位と優勝戦線に踏みとどまった。

前半は2バーディ・1ボギーとスコアを一つ伸ばしたが、逆にバックナインは1バーディ・2ボギー。昨シーズン、ドライバー平均飛距離は301.2ヤードでツアー5位。飛ばし屋の永野にとってパー5は是が非でもスコアを縮めたいホールだが、最終18番パー5もパーに終わってしまった。
 
「グリーンは少しやわらかくなったけど、雨と寒さでセカンドショットが一番手ぐらい違った。体も動きにくいし、思うようなコントロールもできなかった1日だった」
 
難コンディションでも上位陣はスコアを伸ばしてきただけに、永野にとっては消化不良気味の1日だったが、それでも単独2位と好位置にいるのはついている。
 
「9番からのつながりでいえば、残り10ホールでパー5が3つあるわけで、やはり後半が勝負になる。怖がっていたらフェアウェイはとらえられない。変わらずティショットでアドバンテージをとるつもりで最終日も臨みたい」
 
単独首位の蝉川泰果をはじめ、3位タイの河本力など上位陣には活きのいい飛ばし屋がズラリ。負けじとドライバーを果敢に振り回す34歳の永野に、うれしいツアー初優勝の瞬間は訪れるか?

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