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ムービングデーを3連続バーディ締め 久常涼がショット復調へ「兆しはある」

久常涼は「66」で浮上。果敢に上位入りを狙っていく(撮影:GettyImages)

<ソニー・オープン・イン・ハワイ 3日目◇13日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>

今季から米ツアーメンバーになった久常涼は、2024年初戦の「ソニー・オープン・イン・ハワイ」の3日目を7バーディ・3ボギーの「66」で回り、トータル7アンダー・31位タイで最終日へ進む。

インの10番からスタートした久常は幸先良くバーディ発進。途中2ボギーを喫するも16番、18番でバーディを奪い1アンダーで折り返した。後半4番ではボギーを喫したが、直後の5番ですぐにバーディを取り返した。「やっぱり簡単にボギーが出るコースなので、すぐに取り返せたっていうのは大きかったですね」と流れを手放さなかった。

7番パー3で1メートル、8番パー4では4メートル、9番パー5で1メートルのパットを沈めて、上がり3ホールを連続バーディ締め。「パターが入ったというよりは、ショットが良かった。最後、いい流れで終われて良かったです」。このチャージで55位タイから31位にジャンプアップ。納得のフィニッシュとなった。

少しずつだが、自身が思い描くプレーに近づいてきている。「ちょっとずつ感覚が戻ってきた。本当に良くなりそうだという兆しはある」と手ごたえをつかみつつある。最終日も「いつも通りのゴルフ」をテーマに、上を目指して戦う。米ツアーメンバーとしてのデビュー戦を笑顔で終えることはできるのか。攻める姿勢を忘れずに挑む。(文・高木彩音)

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