やはり久保建英不在の影響大!レアル・ソシエダがバスクダービーに敗れ上位戦線から脱落
写真:レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督(Winner Media/アフロ)
1月13日、ラ・リーガ第20節「アスレティック・ビルバオ対レアル・ソシエダ」の一戦が行われ、2-1でアスレティック・ビルバオが勝利した。
順位こそ6位をキープしているが、この敗戦で上位陣との勝ち点差はさらに広がることになることから、来季のCL出場権獲得がかなり厳しくなった。
アジアカップに参加している久保建英やアフリカネーションズカップに参加しているトラオレの不在が大きく影響したのは間違いないだろう。
明らかな戦力ダウンで完敗したダービーにソシエダ
「それは私には全く影響しない」
久保やトラオレの不在に対してバスクダービーの前日会見でそう強がって見せたアルグアシル監督だったが、やはり実際には影響が大きかった。
代役を務めたのはザハリャンとオドリオソラだったが、残念ながら相手にとっての脅威とはなれず、攻撃の形すらまともに作ることができなかった。
相手がCL出場圏内の順位である強豪ビルバオだったこともあるが、やはりサイドで起点になれる久保とトラオレのコンビの不在はあまりにも大きかった。
4位のバルセロナとの勝ち点差は「9」、5位アトレティコ・マドリードとの勝ち点差は「6」とまだ逆転不可能な勝ち点差ではないが、両クラブとも消化試合が1試合少ない状態での勝ち点差なだけに、状況は思った以上に深刻だといえるだろう。
来季レアル・ソシエダをCLやELで観られる可能性はかなり低くなったとみて間違いない。
2024年内にジャパンツアー実施予定も久保が移籍する可能性あり
1月11日に『YASUDA group』とのパートナーシップ締結発表会を行ったレアル・ソシエダ。
その会見で年内のジャパンツアー実施も発表されたわけだが、そのツアーに久保が参加しないかもしれない。
なぜならば、久保は今夏にメガクラブへと移籍する可能性があるからだ。
すでに久保はラ・リーガ屈指の右WGであり、22歳という年齢から移籍市場ではトップターゲットとなる。
実際にマンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリードなどのメガクラブが獲得を狙っている。
唯一のソシエダ残留のポイントであった「来季のCL出場」が難しくなったことを踏まえれば、夏に久保が移籍する可能性は極めて高いといえるだろう。
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