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「W杯」冨安が欠場濃厚のコスタリカ戦をどう乗り切るべきか、代役は伊藤洋輝もしくは谷口彰悟か

写真:冨安健洋(PA Images/アフロ)
カタールW杯初戦で優勝候補ドイツに逆転勝利を収めた日本代表は、翌日の午後4時過ぎからトレーニングを行った。

しかし、このトレーニングにドイツ戦で活躍した冨安健洋は参加せず、ホテルで静養となった。

コスタリカ戦での欠場が濃厚となり、代役は伊藤洋輝や谷口省悟となる可能性が高い。

流れを変えるためと説明も、やはり違和感があったドイツ戦

ドイツ戦の後半から出場した冨安は、1対1の強さと高いビルドアップ力で日本代表のDFラインに安定感をもたらした。

前半は1失点で何とか終えたものの、その内容は絶望感すらあったが、冨安が入りフォーメーションを変えたことで一気に安定度が増したのだ。

しかし、後半アディショナルタイムに自陣のエリア内で座り込むシーンがあり、日本の多くのファンが「また怪我か」と心配となった。

冨安自身は試合後のインタビューで、「あれはちょっと流れが悪かったのであえて倒れて流れを断ち切ろうとした」と答えていたが、本当に違和感があった可能性が高い。

コスタリカ戦での冨安の代役は伊藤洋輝か谷口省悟

冨安はドイツ戦のスタメンではなかったため、コスタリカ戦のスタメンも4バックで吉田と板倉が引き続きCBを務めるだろう。

しかし、試合展開によっては後半からドイツ戦と同じように3バックに変更し攻撃的にする必要もある。

その際は、冨安の代わりに伊藤洋輝か谷口省悟を投入することになるだろう。

また、酒井宏樹もドイツ戦で負傷しているため、右SBを誰かが代わりに出場しなければならない。

山根視来を使うか長友を右SBで起用するといった方法が考えられる。

長友を右SBで使い伊藤洋輝が左SBに入れば、交代枠を使用することなく3バックへの意向も可能となる。

いずれにしても、やはり冨安を起用するよりもレベルが下がってしまうのは確かだろう。

冨安にはなんとかスペイン戦までに復帰してもらいたいものだ。

第2戦でドイツがスペインに引き分けもしくは負けるようなことがあれば、コスタリカ戦勝利で決勝トーナメント進出が決まる。

そうなれば、冨安を2試合休ませることができる。

そういった意味でも、コスタリカ戦に勝利することは非常に重要であると言えるだろう。

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