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カストロール所属・山村彩恵が好発進 会長の助言“3カ条”とは?

山村彩恵に復調の兆し。ホステス大会でV争いに名乗りを挙げる。(撮影:上山敬太)

<カストロールレディース 初日◇26日◇富士市原ゴルフクラブ(千葉県)◇6435ヤード・パー72>

初日を「68」の4アンダーで回り、7位タイの好スタートを切ったカストロール所属の山村彩恵。「久しぶりにこのスコアで回れて、今までやってきたことが間違ってなかったんだなと再確認ができました」。2021年の国内女子ツアー「リゾートトラスト レディス」第2ラウンド以来となる60台にホッとした表情を見せた。

これまではスイングが安定しないなかで、攻めすぎてミスになることも多かった。だが、ここ1年半で体の使い方を整理して、トレーニング内容なども変更。ショットの精度を取り戻したおかげで「攻めにいけました!」と、持ち前の攻撃的なプレースタイルで好スコアを出すことができた。

とはいっても、“無謀”な攻めをすることはない。朝一のスタートコールでは小石会長より『飛距離よりフェアウェイ。遠くのパーオンよりも寄せワン。入れるよりまず寄せる。この3カ条を守って予選通過を目指します』という“念押し”も。

「空回りすることもあるので、そのときは会長の言葉を胸にプレーしていきます」と心に刻んだ。「まずはしっかり体を休めて、明日に備えようと思います!」。最後は暑さを吹き飛ばすほどの満面の笑みを見せた。

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