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「どこまでやれるのか」平田憲聖が初出場のZOZOで確認したい世界での現在地

期待の若手三人衆! 左から久常涼、岩崎亜久竜、平田憲聖(撮影:岩本芳弘)

<ZOZOチャンピオンシップ 事前情報◇17日◇アコーディア・ゴルフ 習志野CC(日本・千葉県)◇7079ヤード・パー70>

国内メジャー「日本プロゴルフ選手権」を含む今季2勝を挙げている平田憲聖が、前週の「日本オープン」までの賞金ランキング上位8人の資格で、「ZOZOチャンピオンシップ」に初めて出場する。今季は四大メジャー「全英オープン」に出場しており、米国男子ツアー参戦は2回目となる。

前週の「日本オープン」では4日間で一度もオーバーパーを叩かず、トータル2アンダー・8位タイと上位で終えたが、「調子はいまいちの中でのゴルフだった」と話す。練習ラウンド後もレンジでボールを打ち込み、スイングの調整に励んだ。

初めての今大会について、「ラフに入ると難しい。ボールがスッポリ埋まってしまう感じ」と、日本オープンに比べて深くはないラフを警戒する。また、「距離にメリハリがある」とも。長いホールもあれば短いホールもあり、距離の“段差”が大きく、日本ツアーよりもまんべんなくクラブを使う印象。だが、「PGAツアーだけど日本のコース」と過度に意識はしていない。

とはいえ「大会の規模の大きさは感じています」と会場の雰囲気の違いは、肌で感じている。PGAツアーらしいアメリカンなスケールもありながら、いわゆる“お祭り”のような熱気もある独特な空気が練習日から漂い、決勝に向けてさらに盛り上がっていきそうだ。

また、米PGAツアーの選手を目の前にして、「いろんな選手と回ってみたい」と探求心ものぞかせる。大会の目標については、「どれだけやれるのかも見てみたい」。平田にとって世界レベルの中で自分の現在地を確かめる大会になりそうだ。(文・齊藤啓介)

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