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昨年はホールインワン達成の韓国戦 渋野日向子は勝みなみとの練ランでコースチェック

渋野日向子は勝みなみと18ホールの練習ラウンドを行った(撮影:ALBA)

<BMW女子選手権 事前情報◇17日◇ソウォンバレーCC(韓国)◇6647ヤード・パー72>

先週から始まったアジアシリーズは2試合目。韓国ソウルから北におよそ30キロに位置する山間コースのソウォンバレーCCで「BMW女子選手権」が開催される。4日間予選カットなしで行われる大会に、日本勢は渋野日向子ら4人が出場。それぞれが練習ラウンドで準備を進めている。

中国上海からの連戦となる渋野は、正午すぎからラウンドを開始。リザーブ(待機選手)1番手として現地入りしている勝みなみとともに、1番から18ホールを確認した。打ち上げ、打ち下ろし、アンジュレーションのあるフェアウェイ、あるホールでは縦幅が50ヤードもあるような広大なグリーンなど、クセが強そうなコースを入念にチェック。グリーンがかなり大きいことから、グリーン周りのアプローチよりもロングパットの確認に時間を割いているように感じられた。

さらに、キャディバッグには“プチ変化”も。今年は5番ウッドについていた『アレスケ』のヘッドカバーが、渋野の愛犬『朔(さく)』をモチーフにしたカバーにスイッチ。愛犬からパワーをもらってピンを刺すショットを繰り出していきたいところだ。

笑顔をみせながらのラウンドは午後5時すぎに終了。練習はせず、そのままコースを後にした。水曜はプロアマ大会に入っていないため、レンジのみでの調整となる予定とみられている。

コースは異なるが、昨年大会の最終日にはホールインワンを達成。ド派手なプレーが飛び出した。シード権獲得、さらには最終戦出場に向けて上位入りを目指したいところだが、そんな思い出も残る韓国戦で、昨年以上の派手なプレーに期待したい。

1カ月半ぶりの米ツアー出場となる古江彩佳も18ホールを確認。すでに月曜日に18ホールを回っていた笹生優花は、この日はミンジー・リー(オーストラリア)とイン9ホールをプレーした。畑岡奈紗を加えた3人は、プロアマ大会で最終調整を進めていく。

韓国では女子ゴルフが大人気。派手な装飾などお祭りムードも漂うなか、最終戦を除けば残り4試合。大ギャラリーの前で終盤戦への弾みをつけていきたい。(文・笠井あかり)

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