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今季5勝の小祝さくらが実践する、ドライバーを安定させる3つのポイント | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

両足を広げて座り背筋を伸ばすと、腹筋に力が入りお尻にハリが出る感覚がわかる。体が硬い人はあぐらでもOK(撮影:米山聡明)

小祝さくらは2020-21シーズン、5勝を含むトップ10が17回(住友生命Vitalityレディス 東海クラシック終了時点、出場42試合)と抜群の安定感で、稲見萌寧と賞金女王争いを繰り広げている。そんな小祝が、ドライバーを安定させるための3つのポイントを22日(水)発売のゴルフ雑誌829号でレッスンしている。

3つのポイントを合わせると…小祝さくらのドライバースイング【連続写真】

まず最初に挙げたのが、“耳たぶ素振り”。「ドライバーを安定させるためには、切り返した後、手元を右肩付近から下ろす必要がありますが、その感覚を養えるのが“耳たぶ素振り”です。右手で右の耳たぶを持ち、シャドースイングをします。右ヒジを体から離さないように下ろし、インパクトで手元が顔の下にくるように振りましょう」と話す。顔より前に手元が出るとカット軌道になるので、右ワキを締めて左腰を回すことが重要だ。

次に挙げたのが、安定感を高める“股関節の土台作り”。耳たぶ素振りで手元を右肩付近から下ろす前提として、骨盤が正しく前傾していること、すなわち股関節が入った状態が重要だという。「股関節が入ると自然に腹筋に力が入り、お尻やモモ裏にハリが出て、体幹が安定したスイングになります」と小祝はいう。

この状態を習得するための方法として、コーチの辻村明志氏は「両足を広げて座り、背筋を伸ばして反り腰を作る。これで腹筋に力が入るので、お尻にハリが出る感覚が養えると思います」とアドバイスをくれた。

ドライバーを安定させる3つ目のポイントは、“右股関節に乗るテークバック”だ。「体の回転でテークバックすると、始動30センチくらいヘッドは真っすぐ引けて、右股関節に乗れるんです」という。ここで右股関節に乗れば、深いトップができ、切り返し後に上体が開きにくくなるので、手元が右肩付近から下り、安定したスイングになるというのだ。

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