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3パットは3回 グリーン上で苦戦した石川遼「今日はすべて合っていなかった」

石川遼はパットに苦戦も「69」。辛くも上位に踏みとどまった(撮影:鈴木祥)

<ゴルフ日本シリーズJTカップ 2日目◇1日◇東京よみうりCC(東京都)◇7023ヤード・パー70>

2アンダー・9位タイから出た石川遼が、4バーディ・3ボギーの「69」。首位の中島啓太とは、8打差のトータル3アンダー・9位タイで今年最後の週末を迎える。

前半は2番のパー3で初バーディを奪って、その後はパープレーを続けた。後半は3つのバーディを奪いながら、3パットを3ホールで喫し、3ボギー。「ロングパットが合わなかった。ショートパットも全部すごく曲がるラインだったので、曲がり幅の読みと、自分の打ち出す方向が今日はすべて合っていなかった」と反省する。

さらに、この日は前日よりも気温が6度も下がり、一桁台の8.3度。グリーンが硬く締まり、厳しいコンディションだった。「(グリーン上でボールが)普段の倍ぐらい跳ねて転がる。6番アイアンで打ったら平気で 8、9ヤードは転がっていくので。奥のピンは、センターに落としたらちょうどピンに寄るけど、手前のピンのホールは、どこも難しかったですね」と振り返る。

首位とは8打の差が開いたが、本人はまだまだあきらめてはいない。「(3日目に)いいプレーをすれば、まだギリギリ優勝争いに踏みとどまることができるかな。自分としては割とポジティブな気持ちでいる。本当にいいゴルフはできているので、そこは最後までやりきりたい」。大会通算3勝目へ。3日目はビッグスコアを狙う。(文・神吉孝昌)

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