THINK SPORTS『運動神経』

運動神経は、子どもの頃に体を動かすいろいろな遊びで鍛えられると言われる。だから、スポーツの苦手な大人は、それは子どものころにあまり外で遊んでいなかったからだとか、また、最近の子どもたちは外で遊ばないから、運動神経が発達しない、などという話がよく聞かれる。

運動神経は、スポーツをする際に、体をうまく動かす能力だ。この能力がないと、たとえばいくら筋肉を鍛えたとしても、速く走れなかったり、思うような動きができなかったりする。

自分の体をうまく動かすのは、最近では「コーディネーション能力」と呼ばれ、たとえば様々なリズムのステップを踏んだり、体のバランスを取り続けたりといったような、この能力を鍛えるいろんな種類のトレーニングがある。

一般に運動神経は、体の発達する子どもの頃に伸びやすいとされるが、こうしたコーディネーショントレーニングで、大人でも運動能力が向上する研究結果も出ているそうだ。

だから、大人になっても運動神経はよくなってスポーツを楽しめるのである。また、最近の子どもたちは外で遊ばないところ、スポーツをするチームなどでこのコーディネーショントレーニングを頻繁にやることで、運動神経を鍛えるケースが増えているようだ。

本来であれば、子どもの時に外でたくさん遊んで運動神経が発達…… というのが美しい形だろうが、現代の社会に合わせた形で、より多くの人がスポーツを楽しめる環境ができてきているのである。

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