• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 「もったいない」 小祝さくらは“池ポチャダボ”が響き2位フィニッシュ

「もったいない」 小祝さくらは“池ポチャダボ”が響き2位フィニッシュ

悔やまれる池ポチャでのダボ。小祝さくらは地元2勝目に届かなかった(撮影:米山聡明)

<ゴルフ5レディス 最終日◇3日◇ゴルフ5カントリー美唄コース(北海道)◇6472ヤード・パー72>

2打差を追いかける位置で最終日をスタートした小祝さくらは、あと一歩及ばなかった。トータル9アンダーで首位に並んで最終18番を迎えたが、同組の櫻井心那がバーディとしたことでかわされ、1打差の2位タイに終わった。

バーディで滑り出すと4番でもバーディ。首位との差をじわりじわりと縮め、反撃体制を整えていた。順調そうに見えたなか、折り返し直前の9番。ティイングエリアからグリーンまで左サイドに池が走るパー4で“痛恨”のダブルボギーを喫した。

ティショットが左サイドのバンカーにつかまると、「ミスで左に出てしまった」とアイアンでの2打目がグリーン左の池に消えた。1罰打で救済の処置をして、4打目のラフからのアプローチはピン右に乗るも2パット。ここで差は4打に開き、一気に後退した。

それでも、10番でバウンスバックとすると、12番でもひとつ戻す。そして16番で80センチにピタリとつけるショットでバーディを奪い、ここで首位に並んだ。「追いついたときに残り2つ頑張ろうと思った」と気持ちを入れ直し、アイランドグリーンの名物17番パー3ではティショットが4メートルのチャンスに。しかし、そのバーディパットは惜しくも決まらず、最終18番は10メートルとチャンスにつけきれなかった。

「9番のダボだったり、もったいないのがあった。最終ホールのショットもミスして、(2打目を)左に引っ掛けてしまったので悔しい終わり方でした。来週はメジャーもあるので、また気を引き締めて頑張りたいです」

今季の北海道開催試合はこれが最後。7月の「ミネベアミツミレディス」に続く、自身2度目の地元Vは来年以降にお預けとなった。まもなくメジャーシーズンへと向かい、来週は今季メジャー2戦目「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」。長蛇の列をつくったファンに笑顔でサイン対応を行い、次戦へと気持ちを切りかえた。

関連記事