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タイガー・ウッズがマスターズで“スロープレー”? ジョン・ラームが告白 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

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マスターズでの出来事を告白したジョン・ラーム

マスターズでの出来事を告白したジョン・ラーム(撮影:GettyImages)

「どんなショットも打てるが、歩けない」。そう話して自身がホストを務める「ヒーローワールドチャレンジ」の欠場を決めたタイガー・ウッズ(米国)。そのタイガーと今年の「マスターズ」の最終日にラウンドをともにしたスペインのジョン・ラームが「7番ホールで“クロック”がかけられた」と“スロープレー“の危機に瀕していたことを告白した。

ジョン・ラームのコンパクトトップスイング【連続写真】

「競技委員が時間を計りだしたとき、みな顔を見合わせたよ。『タイガーはあれ以上速く歩けない。これだけアップダウンのあるコースをタイガーは素晴らしいプレーをしているのに』と。それで競技委員と冗談を言い合っていたら、彼は姿を消した」とラームが競技委員を撃退、“スロープレー“とはならなかったという。

さらにTVやファンの前では見せなかったタイガーの一面も明かした。予選通過を果たしたタイガーは決勝ラウンドを2日連続の「78」でプレー。最終ラウンドを終えスコアを提出したあとには「右足が本当に痛そうだった。外で見る姿と大違いで、しばらく座り込んで足の痛みが治まるのを待っていた。あの痛みに耐えてプレーしていたのは衝撃だった」とラームは付け加えた。

4日間戦ったマスターズを47位で終えたタイガーは、2022年に「2度の外科的処置」と右足の手術を行っていたという。ラームは「オーガスタ・ナショナルGCはメジャー舞台の中で最も肉体的に影響のあるコース。タイガーは4日間戦ったことで、大きな負担になったに違いない」と話した。

ヒーローワールドチャレンジを欠場したタイガーは12月10日にローリー・マキロイ(北アイルランド)とペアを組みジャスティン・トーマスジョーダン・スピース(ともに米国)ペアとTVイベント「ザ・マッチ」(米フロリダ州)で対戦。また、長男のチャーリー君とペアを組む「PNC選手権」(12月17〜18日、米フロリダ州)に出場予定となっている。(文・武川玲子=米国在住)

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