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松山英樹がムービングデーに上位浮上 8打差を追う最終日は「まず1番をフェアウェイに打ちたい」

松山英樹がムービングデーに順位を上げてきた(撮影:Yasuhiro JJ Tanabe)

<全米オープン 3日目◇17日◇ザ・ロサンゼルスCC ノースC(米カリフォルニア州)◇7421ヤード・パー70>
 
やはりこの男が来た。初日は2オーバー・83位タイと出遅れた松山英樹だったが、2日目に「69」をマークして39位まで順位を上げると、3日目は6バーディ・3ボギーの「67」で回って、トータル2アンダー・12位タイまで浮上してきた。

前半から4つ伸ばして上位に顔を出しても、「ティショットはあまりうまくいかなかったですけど、チャンスも作れているところはありました。それを決め切ることができたというところは良かったなと思いますけど、後半になって少しまたバタついていたので、そこを明日改善できればなと思います」と、満足はしていない。
 
松山のいうようにフェアウェイキープ率は13ホール中6ホールの46.2と5割に届かなかった。「(ティショットは)スイング的な問題だと思います。アイアンは良かったり悪かったりしているんですけど、少しでもアイアンのように振れるようになったら、安定していけるかなと思います」と、あすの最終日に向け改善を目指す。
 
最終日は首位を8打差で追ってスタートする。3日目は上位が伸び悩んでおり、展開次第ではチャンスが訪れるかもしれない。「まず1番をフェアウェイに打ちたいですね。フロントナインは最低でもきょうのようなプレーができないといけない。後半もその流れでプレーできるように準備したいなと思っています」。
 
きょうは前半に4バーディで4つ伸ばすも、後半は2バーディ・3ボギーと1つ落とした。優勝争いに絡むためには、伸ばしにくいバックナインをどう攻略するかがカギになりそうだ。最後は「ここを回るのは最後だからすっきり終わりたい」と話した松山。日本のエースはこのまま終わるつもりはない。

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