• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 古江彩佳は後半失速でトップ10入りならず 「集中力が続かなかった」

古江彩佳は後半失速でトップ10入りならず 「集中力が続かなかった」

古江彩佳は最終日に落とした(撮影:GettyImages)

<ファーヒルズ朴セリ選手権 最終日◇24日◇パロス・ベルデスGC(カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>

15位タイからトップ10入りを狙った最終日は、最後に失速した。3バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの「74」と崩れ、後半は4オーバー。「頭使いすぎたのか、最後まで集中力が続かなかったのがダメだったかなと思います」と、思わぬ締めくくりを嘆いた。

アップダウンが激しいコースに、猛烈な風が吹きつけた。それは球の行方だけではなく、ショットにも大きな影響を与え、“精密機械”に狂いを生じさせた。「右かの風のときにスイングに影響して、8番のティショットから崩れだした。この風に対応できなかった」。フェアウェイキープは11ホール、パーオンは12回で、持ち味のショット力に精彩を欠いた。

初日に104位タイと出遅れ、2日目に「69」をマークしてカットライン上で予選を通過。3日目には「66」をたたき出した。この巻き返しを「褒めたい」と前向きに話す一方で、最後の失速が悔しい。「欲を言えば、3日目終わりにあの位置(15位)にいたので、最後まで耐えきってトップ10を狙えたらなと思っていた。残念です」と、今季5度目のトップ10入りには4打足りなかった。

とはいえ、ポイントランキングは今季未勝利選手のなかでは最上位で、3位につけている。「変わりなく、ベストを目指して毎週、毎週という感じ」と、一息ついてアリゾナ戦へと気持ちと頭をリセットする。

関連記事