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前週5位と勢いに乗る石川遼 猛暑は“ハット”で克服、課題のティショットは「ランを計算しないと…」

先週から暑さ対策でキャップではなく、ハットを着用している石川遼(撮影:ALBA)

<横浜ミナトChampionship ~Fujiki Centennial~ 事前情報◇2日◇横浜カントリークラブ(神奈川県)◇7231ヤード・パー71>

前週の国内メジャー第2戦「日本プロゴルフ選手権」を5位タイで終えた石川遼。「調子は悪くはない」と、今週は名門・横浜カントリークラブで行われる新規大会で今シーズン初勝利を目指す。

石川はプライベートのラウンドや2018年の「日本オープン」で同コースでのプレー経験がある。開幕前日の今日、プロアマ戦で初めてコースチェックを行い、「真夏にしてはフェアウェイがだいぶ乾いている状態で、フェアウェイを外れると基本的にはブッシュに入ってしまうみたいなイメージ。コースのもともと持っている傾斜がより活かされるんじゃないかなと思います」と印象を話す。
 
今シーズンの石川のフェアウェイキープ率は83位(50.794%)。先週の日本プロでもティショットのコントロールに苦しみ、フェアウェイキープ率は52位(39.286%)とロングゲームに不安がある。「ティショットがキャリーで止まる感じではないので、フェアウェイのバンカーは難しいですし、傾斜を使ってみたりとか、ランを計算していかないといけない」と警戒する。
 
さらに、日本列島を襲っている猛暑にも言及。「初めから暑いというのは分かっているので慣れてきました(笑)。水筒を持ったりとか、ハットをかぶったりとかして、むしろ楽しんでいる」と石川は涼しい顔でいう。
 
この日、横浜市内では最高35度を記録。あす以降も35度以上が記録される猛暑が予想されるが、「暑いのは仕方ないことなんで。しっかり体調を整えて、万全な状態で毎日ゴルフを始められるようにしたいなと思います」。真夏の横浜で今シーズン初優勝のチャンスを伺う。(文・神吉孝昌)

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