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アダム・スコットがノーマンを擁護 LIVゴルフは「悪の権化ではない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

LIVゴルフに対しての見解を示したアダム・スコット(撮影:GettyImages)

アダム・スコット(オーストラリア)は30日、スイスの自宅からオーストラリアメディアにカンファレンスコールでの取材に応じ、「グレッグ(ノーマン)との関係は、今もとても良好」であること、さらにそのノーマンが率いるLIVゴルフもスポーツにとって「悪の権化ではない」とノーマンを擁護した。

日本オープンで松山英樹、石川遼と競演したアダム・スコット【写真】

また多くの母国の友人たち、キャメロン・スミスマーク・リーシュマンらがLIVゴルフへと移籍していることで何か怒りを感じるかと問われると、「まったくない」ときっぱり。

サウジアラビアの政府系ファンドが巨額マネーでバックアップするLIVゴルフは、同国の問題を覆い隠そうとする“スポーツウオッシュ”だと批判を集めている。それでも「彼らがLIVゴルフに行ってからも、関係はなにも変わっていない」という。「彼らはオファーを受けて、それが彼らにとって合うものだった。それが彼らにとって良いことだということを本当に願っている」とスコット。

PGAツアーとLIVゴルフの間では「選手間でも軋轢(あつれき)があるのは確かだ」としたが、「彼らの間で平和を取り持つようなことはしない」と両方の主張に理解をみせた。

また、母国の英雄でもあったノーマンに関しては、「グレッグが心から信じてやっている。責めるようなことはなにひとつない。もちろんゴルフ界を揺るがした。このようなことは過去には一度もなかったこと。でも、きっともっと良いゴルフ界になると前向きに捉えている」と話した。

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