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“上品なお姉さん”の金澤志奈 シード権を手にした22年の目標はやっぱり「初優勝」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

“上品なお姉さん”の金澤志奈 今季の活躍に期待!(撮影:福田文平)

昨シーズントップ10入り9回、賞金ランキングは24位に入り、2022年のシード権を獲得した金澤志奈。今季から松田鈴英、鶴岡果恋らと同じくアンパスィとウェア契約を結ぶなど、初優勝が期待される。

松田鈴英&金澤志奈がドレス姿でにっこり!

金澤は勝みなみら黄金世代らと同じ17年7月のプロテストで一発合格を果たし、その後9月のステップ・アップ・ツアー「山陽新聞レディースカップ」で初優勝。勢いそのままレギュラーの出場権をつかんで、18年は32試合に出場したが、トップ10に入れたのはわずかに1回。続く19年もトップ10入りが3回と増えたものの賞金ランキングは51位。あと一歩及ばず、惜しくもシード権を逃す結果となった。

それでも前半シードを獲得して出場した20-21年。「ショットが安定するようになって、バーディチャンスにつけられるようになった」といままでの取り組みがようやく結果に出た。さらに「ショートゲームをたくさん練習した」という努力は数値に表れる。19年「61.6%」で全体32位だったリカバリー率が、20-21年は3ポイントアップの「64.7%」で15位まで上がった。

20年の予選落ちはたったの2回のみ。21年に入ってからも安定した成績を残し、1回目のリランキングを14位で、2回目のリランキングを6位で突破した。11月の「伊藤園レディス」では自己最高の2位タイフィニッシュ、さらにメルセデス・ランキング40位までの選手しか出場できない最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」にも出場。「課題はまだまだあるけど、目標だったシードが獲れた」と大躍進した1年を満足げに振り返る。

同じ“チームアンパスィ”となった鶴岡は、金澤について「ミスが本当に少なくて、淡々と冷静にプレーできるのがスゴイなって思っています」とその抜群の安定感に尊敬のまなざし。そしてプレーを離れてみれば「ほんわりしていて、上品な大人のお姉さんみたい」と語り、憧れの目を向ける。

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