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ジョコビッチ、国外退去の判決に「非常に失望」「不快感を覚える」とコメント<SMASH>

国外退去が決定したジョコビッチには、今後3年間オーストラリアへ入国できない可能性も…。(C)Gettyimages
オーストラリア政府によるビザの取り消しに、異議を申し立てていた男子テニス世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)について、1月16日に現地の連邦裁判所で再審理が行なわれ、3人の判事が全会一致でビザの取り消しを支持。ジョコビッチの国外退去が決まった。

ジョコビッチには、すぐさまオーストラリアを出国することが求められ、さらに今回の訴訟費用の支払いも命じられている。

地元紙の『The Age』では、この判決に対するジョコビッチからの声明を掲載。「ビザの取り消しを再審理する判決の結果には非常に失望しており、これにより私はオーストラリアへの滞在と、全豪オープンへの参加が不可能となりました」としつつ、「この数週間、私のことばかりに注目が集まっていたことに不快感を覚えます」と不満を述べている。
それでも続けて、「選手、大会関係者、スタッフ、ボランティア、そしてファンの皆さんに、大会の成功を祈りたいと思います」と、開催を直前に控える全豪オープンへエールを送り、自身のチームとファンに対しても「いつも応援してくれてありがとう。皆さんは私にとって大きな力の源になっています」と感謝の気持ちを綴った。

なお、大会には欠場となるジョコビッチに代わり、世界ランク150位のサルバトーレ・カルーソ(イタリア)が出場することが発表されている。

構成●スマッシュ編集部

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