• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 悲しい“ロス”を経験した42歳・岩田寛 報道陣に見せた独特な素顔

悲しい“ロス”を経験した42歳・岩田寛 報道陣に見せた独特な素顔

岩田寛は上位キープも…なぜか悲しそう(撮影:ALBA)

<フジサンケイクラシック 2日目◇1日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7424ヤード・パー70>
 
2014年の今大会でツアー初優勝を飾った岩田寛。さらに2位が2回、トップ10が9回と好相性を誇る富士桜で、3アンダーから出たこの日は、3バーディ・3ボギーの「70」。トータル3アンダーで首位とは1打差の5位で決勝ラウンド進出を決めた。

「今日は、昨日より悪かったですね」と振り返った岩田。10番からスタートした前半は1バーディ・1ボギー。16番では、5メートルほどのパーパットを決めた。しかし、ハーフターン直後の1番、2番で連続ボギーを喫しスコアを落としてしまう。それでも、6番パー5ではグリーン手前からのアプローチを50センチに寄せてバーディ。さらに8番パー5では、セカンドを3Wで見事2オンに成功。難なくバーディを奪い、パー5の2ホールでバウンスバックした。
 
“シャイ”な性格で口下手として有名な岩田寛。昨日の囲み取材では、母校・仙台育英高校野球部が甲子園決勝で敗れたことに対して「悲しい…」と『仙台育英ロス』であることをポツリ。さらに、「もう1個悲しいことがあって…」と自ら話し始めたが、「明日良かったら、また話します」と独特の岩田節で今日まで“お預け“になっていた。
 
報道陣もその事で頭がいっぱいだったが、ぼそっと岩田が語り始めた。「バチェラーっていう番組があるのですけど、その中に推しの子がいて。この子が最後まで残らなかったっていう話…」。バチェラーとは、Amazon Prime Videoで配信をされている恋愛リアリティー番組。独身男性と独身女性がロマンチックなデートをしながら過酷なバトルを繰り広げていく番組で、一見岩田とは縁がなさそうな番組に思えるのだが、「僕も“独身“なんで、ひとりの男性が16人の女性の中から1人(パートナー)を選ぶっていうのを、自分に置き換えたりするのです。それでちょっと考えてしまいました…」。
 
今年で42歳になる岩田。「孫の顔を親にみせたい」と以前から結婚願望がこぼれていた。「今日一緒にラウンドしたのが、香妻陣一朗と木下稜介。新婚と子供が生まれたばっかりだったんです。その会話には、入らないようにしていたのに『寛さん結婚しないのですか?』って聞いてきた。その会話に俺を入れんなと言いました…」。悲しい“ロス”を経験した、42歳の夏。その悔しさは得意の富士桜の舞台で晴らして欲しい。(文・神吉孝昌)

関連記事