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3週連続V逃した岩井明愛がメジャーで感じた“課題” 来週はホステス大会に出場「3日間戦えるように」

岩井明愛は3週連続優勝ならず。史上3人目の快挙を逃した(撮影:佐々木啓)

<日本女子オープン 最終日◇1日◇芦原ゴルフクラブ 海コース(福井県)◇6528ヤード・パー72>

全美貞(韓国)、鈴木愛に続く3週連続優勝がかかっていた岩井明愛は、3バーディ・1ボギーと2つ伸ばしてホールアウト。トータル4アンダーに終わり、史上3人目の快挙はならなかった。

3日目はショットが曲がり「77」と苦戦。順位も2位から20位と大きく後退した。最終日もショットが曲がることは感じたが、「うまくカバーできました」とショートゲーム、パターなども駆使してスコアメイクした。

周囲からの大きな期待を背負った大会だったが、本人は「何も考えていませんでした」とあっけらかん。前日苦しんだのもプレッシャーなどは否定し、「ゴルフはいつもうまくいくとは限らない」と振り返る。

メジャーセッティングのなかで得た課題も多かった。「練習することは変わらないけど、いろいろなライからの対応する必要性は感じました」。そこからショットが乱れた場面もあっただけに、微調整を施していく。

来週は所属契約するホンダの名前が冠される「スタンレーレディスホンダ」に出場。「ホステスプロとして楽しみたいです」と大会を盛り上げるつもりだ。ただ優勝争いが続き、その疲れに関しては否定しない。「最終日にかけて集中力を増していかないといけないのに、今週は甘いものを食べたりしても脳がスッキリしなかった」。そんな“違和感”も覚えていた。

「しっかり休んで。来週もタフなコースですけど3日間戦えるように頑張りたい」。ここで一度リセット。また来週から優勝目指して、突き進んでいく。(文・間宮輝憲)

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