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「本番が良ければいいので」 青木瀬令奈が行きついた“プロセスよりも結果” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 青木瀬令奈 -14 2 菊地絵理香 -12 黄アルム -12 吉田優利 -12 5 ユン・チェヨン -11 ささきしょうこ -11 勝みなみ -11 大出瑞月 -11 山下美夢有 -11 10 金澤志奈 -10 順位の続きを見る

今季初優勝を挙げた青木瀬令奈 ざんげノートで導いた答えが最高の“結果”を生んだ

今季初優勝を挙げた青木瀬令奈 ざんげノートで導いた答えが最高の“結果”を生んだ(撮影:米山聡明)

資生堂レディスオープン 最終日◇3日◇戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)◇6570ヤード・パー72>

トーナメントレコードとなるトータル14アンダーでツアー通算3勝目を挙げた青木瀬令奈が、今大会でことあるごとに発していたフレーズがある。「本番が良ければいいので」。プロセスではなく、結果が大事とハッキリ口にしていたのだ。

大西翔太コーチとトロフィーを掲げる青木瀬令奈【写真】

練習日と試合でパターを替えていると話した時もそう。「新鮮味を出したい。ずっと使って慣れが出てしまうと、“何か違う”と思ったときに気持ち悪さでズルズル行く」。ときにはヘッドを替え、シャフトの長さを替え、求めるものによって違うものを使うが、「結局は入ってくれればいいんですよね」とまとめる。

大会3日目。予選ラウンドでティショットの調子が悪く、フェアウェイキープ率を上げるためにティの高さを2センチ下げたときもそうだった。「とにかく曲げたくない。たとえ飛距離は落ちても、いいところから打つことが大事」として功を奏したが、「結局、本番が良くないと意味がないんですよね」と、ここでも“結果”を強調した。

こうした結果を求める志向となったのは、毎晩「ゴルフと向き合う時間を作る」ことを目的とした“ざんげノート”をつけ始めてからだ。勝つためには何をすればいいのか。勝てないのは何故なのか。その結果、行きついたのだ。

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