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東京五輪金メダリストもサウジ移籍を否定「完成やビジネスモデルには程遠い」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

ザンダー・シャウフェレはサウジ新リーグに否定的な考えを表明(撮影:GettyImages)

東京五輪金メダリストで現在世界ランキング8位のザンダー・シャウフェレ(米国)は、サウジアラビアの潤沢なオイルマネーを武器に設立を目指すスーパー・ゴルフ・リーグ(SGL)について声明文を出し、PGAツアーにとどまることを明らかにした。

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シャウフェレは24日、自身のツイッターで「SGLへの参加を示唆するような行動や発言をしたことがなかったので、いままで声明文を出す必要がないと思っていた」と前置きし、自身の考えを述べた。

SGLとグレッグ・ノーマン(オーストラリア)がCEOを務めるリブ・ゴルフ・インベストメント(LIV)の代表者と会談したシャウフェレは、「SGLは完成やビジネスモデルには程遠いという結論に達した」という。前向きな変化がみられるPGAツアーへの忠誠心を示し、「特に共有知的財産権、賞金の規模、透明性に関して、私の信念は決して揺らがない」とその経緯を説明した。

LIVがスポンサーを務めた「サウジ国際」に出場した際、シャウフェレは大会前の会見で国際大会を行ったサウジアラビアの取り組みを「素晴らしいと思う」と評価。ジュニアゴルファーの育成に興味を持つことから「僕がエントリーすることで、子供たちに喜んでもらえたらうれしい」と話していた。

この“サウジ移籍問題”についてはローリー・マキロイ(北アイルランド)やブライソン・デシャンボー(米国)らビッグネームが次々とツアー残留の意思を表明。それまで移籍賛成派だったフィル・ミケルソン(米国)も、PGAツアーを非難し続けたことについて謝罪を発表している。

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