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蛭田みな美、JLPGA8月のベストプレーに選ばれ「嬉しい~!」と満面の笑顔

8月のベストプレーを受賞した蛭田みな美。今週は国内メジャーに挑戦(撮影:福田文平)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が公式インスタグラムを更新。8月の「PLAY OF THE MONTH」に輝いた蛭田みな美へのインタビュー動画を公開した。

JLPGAがノミネートしたプレーの中から、ファンと選手の投票で決めるベストプレー。7つの候補の中から8月のベストプレーに選ばれたのは、蛭田が「CAT Ladies」のプレーオフで放った起死回生の一打だった。
 
蛭田はファイナルラウンドの18番ロングホールで1メートル弱のウィニングパットを外してしまい、西郷真央とのプレーオフに。その最初のホールは痛恨の思いが残る18番ホールだった。ティショット、第2打ともにラフに行ってしまったが、そこから放った第3打はグリーンに落ちるとカップに寄っていくスーパーショットだった。この一打がベストプレーに選ばれた。この後、蛭田はバーディパットを決めて、嬉しいツアー初優勝を手にしたのだった。
 
丸い盾を手に登場した蛭田は、受賞の気持ちを聞かれると「皆さんの投票のおかげで受賞できました。嬉しい~」と、にこやかな表情にも喜びがあふれていた。「初めてノミネートされたので、それだけでも嬉しいのに、受賞までできて光栄です」。

投票してくれた人に対しては「本当にありがとうございました。すごく光栄です。ありがとうございます」と、お礼の言葉ばかりを口にする。そして、カメラに向かって笑顔で手を振った。

インタビューのフルバージョンはJLPGAのYouTubeチャンネルで見ることができる。そこで蛭田は「最後の3パットは、ここで出ちゃうの?って感じで、自分でもビックリでした」と語り、プレーオフの3打目は「いいところに行ってくれましたね。ラッキーでした」と振り返る。むしろ難しいラフに打ってしまったことを「フワフワしたまま打っちゃいました。反省点ですね」と課題として取り上げていた。

他にもいろいろな質問に答えているが、優勝した今の心境を尋ねられると「余裕ができました。でも、やることは変わりません」とキッパリ。そして「QTがないのが一番うれしいです」と笑顔を見せたのは、偽らざる気持ちだろう。

この投稿には蛭田ファンから「8月はあのショット以外ないでしょ!」「あの一打は鳥肌立ちました」「あれは今年一番感動しました」と、受賞した一打に寄せる熱い思いがコメントされた。また「やったぞ、みな実」「これを機会に二勝目を狙ってください」という声援も送られていた。

今週、蛭田は「日本女子オープン」に出場。予選は、今シーズン2勝を挙げているベテランの穴井詩、新鋭の川崎春花と同組でラウンド。ベストプレー賞受賞を励みに、プロ2勝目を目指してメジャー大会に挑戦する。

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