二刀流スターの快挙に球団の名GMも喜びを隠せない。
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今季投打で躍動した大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）は現地時間11月18日、全米野球記者協会の投票で選ばれるアメリカン・リーグMVPを初受賞。記者30名全員の票を集め、同リーグでは2014年のマイク・トラウト以来となる７年ぶり11人目の“満票選出”を成し遂げた。
メジャー最高の栄誉に日米が熱狂する中、MLB公式サイトでエンジェルス番を務めるレット・ボリンジャー記者は、公式Twitterを更新。同表彰に際して寄せられた球団関係者のコメントを掲載している。その中のひとつが、ペリー・ミナシアンGMからの祝福メッセージだ。
まず「ショウヘイはずばぬけたシーズンを送り、彼の才能がそれを物語っている」と称賛の言葉から始めた同氏は、「彼が毎日のようにフィールドで活躍する姿や、技術向上に対する取り組みを見られたのは本当に光栄なことだった」と今季の歩みを振り返っている。
さらに「彼は素晴らしいチームメイトであり、ゲームのあらゆる面で信じられないほどの努力をしている」と続け、文面の最後では「この賞は非常にふさわしい」と記述。シーズンを通して活躍を続けた背番号17のMVP受賞は、近くから活躍を見守っていた同氏にとっても特別なものがあるようだ。
地区優勝を果たした2014年以来、７年連続でポストシーズン進出から遠ざかっているエンジェルス。来季は“現役最強打者”トラウトの復帰も控えており、さらなる大谷の活躍を含めて、巻き返しのパフォーマンスに期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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