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【U-23日本代表】唯一アジアカップを経験した選手の金澤空「ガツガツ感というか、激しさがもっと必要。まずは自分から強度を出していきたい」

26日から29日にかけ、高円宮記念JFA夢フィールドで行われているU-23フットサル日本代表候補のトレーニングキャンプ。

各クラブの23歳以下の主力選手がメンバーに召集されているが、今年のAFCアジアカップを戦ったメンバーは金澤空一人だけ。唯一アジアの舞台に立ち、優勝を経験した金澤は同世代の選手たちと集まり、なにを感じたか。

そして、来年1月にはフランス遠征という国際経験を積める場が控えている中、貴重な機会を前にどんな考えを持っているのか。若きアタッカーが抱く野心に迫った。


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この中から何人がW杯のメンバーに入れるか

──U-23代表の練習初日を終えて、感想はいかがですか?

自分はアジアカップの優勝を経験して、このメンバーでは(宮川)泰生もそうでしたけど、試合を経験したのは自分だけということで、フル代表の強度やアジアカップでの強度を自分がプレーでみんなに見せていけたらと思って臨みました。

──今、言われたように金澤選手が今回のメンバーで唯一アジアカップを経験した選手になりますが、練習を通じての強度はいかがでしたか?

まだまだ足りないと感じます。今日のミーティングでも言われましたが、この中から何人がW杯のメンバーに入れるかが大事なところなので、そこを目指すためにもこの4日間は短い期間ですけど、すごく大事になります。そういう意味でも、もっともっとやらないといけないなと感じます。

──金澤選手にはフル代表の強度を伝えることもそうですし、木暮賢一郎監督の戦術を伝える役割もありそうですが。

そうですね。まずプレーの面では、グレさんからずっと求められているサイドでの1対1や攻守でのスピードを生かしたプレーで違いを作るのが大前提です。あとは、フル代表ではやりにくいというわけではないですけど、年齢が同じだったり近い選手とはコミュニケーションが取りやすいので、ピッチ内外で話していけたらと思います。

──U-20代表で一緒にプレーしたことのある選手も多いですが、気になる選手はいますか?

大会(AFC U-20フットサル選手権)は中止になってしまいましたけど、倉科亮佑や牧野謙心、靏谷春人、山中翔斗とはずっと一緒にだったので、またプレーできるのは楽しいですね。

──AFC U-20フットサル選手権が中止になってしまった影響で、国際経験の少ない年代ですが、この世代で目標にしていることは何かありますか?

国際大会を経験していない選手が多いので、次のW杯のメンバーに入るためにも、まずはこの合宿をしっかりとやって、その後のフランス遠征でアピールして、僕たちの代でしっかりとメンバーに入って、世界の相手と戦うチャンスをもらえるようにしたいです。

──初日を終えて、この世代の代表で伸ばさなければいけないと感じたものは何かありましたか?

ガツガツ感というか、激しさがもっと必要かなと思います。例えばマサ(平田・ネト・アントニオ・マサノリ)とか清水和也くん、アルトゥール、全選手そうでしたけど、練習から激しくプレスに来て、すごくやりづらかったです。そういったものが足りてないと感じるので、まずは自分から強度を出していきたいです。

──金澤選手にとっても次のフランス遠征は貴重な機会になると思います。どんな活動にしたいと考えていますか?

ずっと意識しているのは、得点に関わることです。それはU-23代表であってもフル代表であっても変わりません。フランスと戦えるチャンスが今回あるということですが、海外の相手と試合をすることで、もっともっと成長できると感じたので、そのチャンスをつかむためにもいい合宿にしたいです。

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