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稲森佑貴は逆転賞金王への可能性残すも「そこまでのモチベーションはない」と諦めムード | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

練習ラウンド中は楽しそうな笑みも見せた稲森だったが…(撮影:上山敬太)

ゴルフ日本シリーズJTカップ 事前情報◇30日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7023ヤード・パー70>

賞金ランキング5位で最終戦を迎える稲森佑貴。同1位のチャン・キム(米国)との差はおよそ3660万円。チャンの成績次第とはなるが、逆転賞金王へは優勝賞金4000万円を獲得するしかない。しかし、15年からフェアウェイキープ率1位の座を譲ったことない日本一曲がらない男は、「調子が良くないので、そこまでのモチベーションは正直ない」と賞金王はなかば諦めてしまっているのも本音。

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27歳の稲森が今シーズン活躍した30人しか出場できない最終戦に挑むのは今回で6回目。最高位は17年のトータル5アンダー・5位タイで、18年も優勝した小平智とは4打差のトータル4アンダー・10位タイと、決してコースとの相性は悪いわけではない。順位に関しても、「トップ10に2回入れていると思うので、それは更新したいですね。ワースト(16年と20年の23位タイ)では上がりたくない」と威勢の良い言葉は聞かれなかった。

そんな稲森だが、実はいま「ロングパットのタッチが先々週くらいから狂い始めている」とパッティングに悩んでいる。「きょうは半分は練習用のパターで練習して、後半はエースパターでやりましたが、多分あす(プロアマ)はエースは握らないかもしれません」と稲森はいう。

得意のショットも「絶不調」で臨む最終戦。逆転賞金王への気持ちは乗っていかないが、ただ一人70%台を超えている(77.31%)のフェアウェイキープ率の6季連続タイトル獲得は間違いなさそうだ。

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