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ライダーカップ、シングルス戦欠場の「封筒」、今年は2つに? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

熱を帯びていくライダーカップ ミケルソンも登場!(撮影:GettyImages)

3日間行われるライダーカップ、最終日はシングルス戦が12マッチ開催、米、欧チームの12名が全員出場することになる。その組み合わせを決めるのは前日だが、その際に各チームのキャプテンは3選手の名前を記して封筒に入れることになっている。万が一、相手チームにけがや病気でシングルス戦を欠場しなければならない選手が発生した場合、自身のチームから欠場する選手が書かれている。

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つまり対戦する予定だった選手は違うマッチに出場し、封筒に書かれた別の選手が欠場することになる。第1、2日目に行われるフォアボール、フォアサムはともに午前4マッチ、午後4マッチが行われるため、他の選手への入れ替えが可能だが、シングルス戦は全員出場のため、欠場者が出ればマッチは行えないために、取られている措置だ。

また、対戦しなかったシングルマッチは不戦勝ではなく、各チームが0.5ポイントずつ獲得する。おそらくこれは対戦したくない相手から棄権するという行為を防ぐためなのかもしれないが、実際にはほとんど使用されたことがなく、最後に使われたのは93年、欧州のサム・トーランスが足のけがでプレーできなかった際、米チームのラニー・ワドキンスが欠場した。

だが、今年は大会中に新型コロナウイルスの感染が確認された場合に備え、けがとは別に“コロナ封筒”が用意される予定という。

主催する全米プロゴルフ協会(PGA・オブ・アメリカ)は、コース入りする前に受けた検査で各チームとも全員が“陰性”だったとしている。(文・武川玲子=米国在住)

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