• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 「ドライバー調子いいわぁ」 成田美寿々、快晴の中でのラウンドは復活への兆しか

「ドライバー調子いいわぁ」 成田美寿々、快晴の中でのラウンドは復活への兆しか

ツアーへの復帰が待たれる成田美寿々(撮影:鈴木祥)

成田美寿々は自身のインスタグラムを更新。真正面に富士山を望むゴルフコースの中の絶景ポイントで撮影した写真を公開した。

成田は今シーズンからの無期限休養を宣言しているが、この日は朝霧ジャンボリーゴルフクラブ(静岡県富士宮市)でのラウンドだったのだろう。素晴らしい快晴に恵まれた中で見る富士山は美しく、指を2本立てた成田のポーズともぴったりとマッチしている。
 
そして「天気最高 ドライバー調子いいわぁ」という言葉にニコニコ笑顔の絵文字を添えて、スコアも好調だったことを想像させる。

成田は1992年、千葉県市原市生まれ。ジュニアの頃から千葉県や関東の大会で活躍。11年末にはJLPGAクオリファイトーナメントで上位に入り、12年のツアー出場権を獲得すると、同年の「富士通レディス」で優勝。13年にプロテスト合格、14年には「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」でメジャー初制覇を遂げている。18年には獲得賞金が1億円を突破、19年までにツアー通算13勝を挙げている。

しかし腰の痛みなどを抱え、20‐21統合シーズンでシード権を失い、22年はJLPGA 「ステップ・アップ・ツアー」にも出場したが、思うような成績を残すことはできなかった。

22年11月に自身のインスタグラムで無期限休養を表明。しかし決して引退ではなく「もう一度立ち上がるための前向きな休養」とし、「待っていてくださる方が1人でもいるのなら、また返り咲くために精進します」と意欲は失っていないことを明言している。

今回の投稿に対しても「カッコいいです」「ゴルフ日和、景色も最高ですね」「ドライバーも好調なら、なお最高」と素晴らしいコンディションの中で楽しそうにラウンドする成田を応援する声が続いた。しかしファンが心から期待しているのは再びツアーで活躍する成田の姿を見ることだ。もちろん急ぐ必要はない、しっかりと心身のコンディションを整え、勝負へのモチベーションを高めて帰ってきてほしい。

関連記事