• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 谷原秀人が東日本大震災復興支援”みちのく寄贈旅”で東北3県を縦断 第二の故郷仙台にも

谷原秀人が東日本大震災復興支援”みちのく寄贈旅”で東北3県を縦断 第二の故郷仙台にも

JGTO選手会長として寄贈式に出席した谷原秀人(撮影:GettyImages)

2年ぶりに恒例の”みちのく寄贈旅”が復活し、選手会長2期目の谷原秀人が5月11日から12日にかけ東北3県を巡った。

投稿では「今年もジャパンゴルフツアー選手会が東日本大震災復興支援として東北3県に福祉車両を寄贈しました」と報告し、寄贈した車両と寄贈式の様子の写真を公開した。

初日は谷原が東北福祉大在学中に4年間過ごした第二の故郷の宮城県仙台市と、岩手県盛岡市へ。2日目は福島県へ向かい寄贈式に参加した。谷原は「こんなに長くご縁をいただいていることは、僕ら選手にとっても誇りです。微力ではありますが、今後とも少しでもみなさまのお役に立てるよう頑張って参りますので、引き続き応援のほど、なにとぞ宜しくお願いします」と、寄贈の挨拶で頭を下げた。

投稿では「これからも選手会はチャリティ活動を続けていきます」と今後の支援活動についてコメント。ジャパンゴルフツアー選手会では震災翌年の2012年から毎年、宮城、岩手、福島に獲得賞金の一部でチャリティ金を拠出。14年度からそれを原資にスズキの軽自動車を購入し、選手会長や同理事らが直接、東北3県に届けてきた。今回9回目で192台目の寄贈となった。

JGTOは東日本大震災からの復興を願い、度々被災地でのイベントなども行っている。これまでにも石巻市や女川町などの小学校でスナッグゴルフの体験会や寄贈を行ってきた。今月もゴールデンウィークの最終日となる5月7日(日)に宮城県石巻市の石巻市総合体育館にて『JGTOキッズゴルフ応援プロジェクトsupported by リシャールミルジャパン基金』「ゴルフで宮城県を元気に!スナッグゴルフ体験会in石巻市」を開催し、当日は金谷拓実、杉原大河、米澤蓮の3人に加え青木功会長も来場。石巻市へのスナッグゴルフ・スクールセットの寄贈式が行われた。スナッグゴルフ体験会では、参加の大半が未経験者。プロ達が丁寧に指導する姿が印象的で、ゲーム形式で行われたプロとの対決も大いに盛り上がった。

また昨年の日立3ツアーズ選手権の入場券収入や、獲得賞金の一部を元に拠出されたチャリティ金を「いわての学び希望基金」に寄贈したことも先般、報告していた。国内男子ツアーの次戦は25日から開幕する「〜全英への道〜ミズノオープン」。上位4名が、全英オープンへの出場資格を獲得できる戦いとあって、いつのも増して注目度の高い大会になりそうだ。

関連記事