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やさしい10Kで4連勝!ネリー・コルダは『TP5x』でどのスタッツが良くなったのか?【WITB】

ネリー・コルダが16年ぶりの出場4連勝!(GettyImages、米国テーラーメイド)

<T-モバイル・マッチプレー 最終日◇7日◇シャドー・クリークGC(米ネバダ州)◇6765ヤード・パー72>

米国女子ツアーのマッチプレー戦は、ネリー・コルダ(米国)とレオナ・マグワイア(アイルランド)による決勝戦が行われ、4&3でネリーが優勝。通算12勝目で、ネリーはこれで「LPGAドライブオン選手権」から4連勝だ。08年のロレーナ・オチョア(メキシコ)以来となる4連勝は16年ぶり。5連勝は1978年のナンシー・ロペス(米国)、04-05年のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が記録している。
 
契約する米国テーラーメイドも毎週のようにネリーの活躍を称えて使用ギアについて伝えており、今週は特に『TP5x』ボールで何がどう良くなったのか?を下記のように明かしている。
 
「ネリーは特にドライバーのスピン量を下げようとしていたので、昨年9月にいくつかテストを行いました。彼女のドライバーとアイアンで『TP5x』の利点が確認され、スピンが数百回転減少しました。またグリーン周りのチップショットで打ち出しが少し低くなり、『TP5』よりも『TP5x』の方がグリーン周りでより多くのスピンを生み出しました。彼女は『TP5x』の方が好ましい弾道でより多くのチェックを生み出せて以来、ボールに満足しています
 
『TP5x』への切り替えで、いくつかの主要な統計カテゴリが大幅に改善されました。フォードチャンピオンシップでの勝利の後、ネリーはラウンド当たりのSG:アプローチで2023年の『0.20』から2024年は『1.02』に、パーオン率も2023年の『73.4%』から2024年は『77.1%』に、そしてフェアウェイを外した後のパーオン率も『57%』から『63%』に改善しました。ネリーは2023年シーズンの終わりに『TP5x』ゴルフボールに切り替えました」(同社広報)
 
また、同社はネリー・コルダのギアの中で「注目すべきスペック」の4本として、ドライバー、5I、7I、54度の詳細なスペックを紹介。スイングバランスは、地面から打つ番手は「C9」になるよう、長さが微調整されていることが分かる。
 
【ネリー・コルダの同社使用ギア】 
1W:Qi10 MAX(表示10.5、リアル10° Diamana GT 60S 45.1875㌅ D1.5 ツアーベルベット58 RD下巻き1重)
3W:ステルス2(15° Ventus Red 7S)
7W:ステルス2(21° Ventus Black 7S)
5I:P770 (25.5° SteelFiber i80 cw 38.0625㌅ C9 ツアーベルベット58 RD下巻き1重)
6I~PW:P7MC(7I:32° SteelFiber i80 cw 37.0625㌅ C9 ツアーベルベット58 RD下巻き1重)
A,SW:MG4(50SB,54SB SteelFiber i95 cw 35.8125㌅ C9 ツアーベルベット58 RD下巻き1重)
BALL:TP5x

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