• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 上田桃子が説く若手選手への“海外のススメ” 「目でみて肌で感じることは全然違う」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

上田桃子が説く若手選手への“海外のススメ” 「目でみて肌で感じることは全然違う」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

上田桃子が海外挑戦もモチベーションに連覇を目指す(撮影:鈴木祥)

パナソニックオープンレディース 事前情報◇28日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6660ヤード・パー72>

急性胃腸炎で先週の大会を欠場。2週ぶりの出場となる上田桃子は、不安を残しながらも連覇を目指す。「練習もできなかったし、病院にも行きました。先週に限らず、熊本の週も、その前の週もあまり体調が良くなくて、ずっと疲れてるなって。体にパワーが全然ない感じだった」。胃腸炎自体はもう問題ないが、トレーニングもできなかった体力面が気がかり。

女子プロが持ってるのはでっかいうまい棒?この正体は…パターグリップ【写真】

やはり筋力面の衰えを強く感じる。「コーチはそんなことないって言ってましたが、自分の感触では何ホールか飛んでない気がした。このアゲンストでこの打感ならこれくらいキャリーしそうってところで、5ヤード近くいってない感触がある」。試合になればアドレナリンも出て、違和感なく回れるかもしれないが、「自分的にはまだ距離がいってない」というなかでの開幕となる。

体重自体は落ちていないものの、3週間ほど体に負荷をかけることができなかった。その影響を見ながらプレーする必要がある。それでも「やるべきことは変わらない。その不安要素を含め、より高い集中力が求められる。あとは自分の引き出しを使って、いい戦いができる気持ちではいます」と連覇を見据えることに変わりはない。

今大会の優勝者には、来年の米女子ツアー「HSBC女子世界選手権」出場権が与えられる。「日本の大会でプレーしているなかで、そういうチャンスをいただける数少ないチャンス」とここへのモチベーションは高い。さらに若い選手への“海外へのススメ”も。

関連記事