【インタビュー】室田祐希が仕事をしながらプレーし続ける理由は?

汗だくになって働いてます

──地元に戻ってきて、フットサル選手としてはどうですか? 名古屋や町田とかとは、ピッチ内外で環境も変わってると思いますけど。

今、8時半から17時まで働いてます。

──そうなんですか! 具体的に仕事の内容は?

障がい者の方の家の清掃が主な業務です。坂(桂輔)がもともと働いていて、去年からお世話になっています。裕太郎くん、ジエイ(福田亮)、(山下)颯大も働いています。

──チームの練習時間は?

19時からです。練習までの2時間で、ご飯を食べる時もありますけど、基本は仮眠します。

──かなり疲れるんじゃないですか?

この時期はとくに暑いのでしんどいですね。引越しの退去後の清掃に入ったりするときもあって、エアコンのない部屋で汗だくになりながら清掃をしてます。

──北海道に戻る時点で、自分のなかで気持ちを切り替えていたんですか。

北海道に帰ってきた1年目はワールドカップがあったので、お金はきついけど、フットサルだけをやろうと。W杯が終わってから今のところで働かせてもらっています。

みんなを楽しませたい

──室田選手は何歳になったんでしたっけ?

31です。

──若いでしょ、31は。

いやあ、しんどい、しんどいです。だって、明日も仕事っすよ。

──今日はプレータイム、かなり長かったんじゃないですか?

はい、勝ったからよかったですけど(笑)。

──31歳になった室田祐希がFリーグのピッチに立つモチベーションは?

みんなを楽しませることです。アベマとかFリーグTVも含めて、フットサルを見にきてくれた人を自分のプレーで沸かせられたらいいなって。

──ファルカンやリカルジーニョのように。

はい。

──今日も、室田選手はたくさんの人を楽しませてくれたと思います。

そうですか? まだまだっす。もっともっと見ていて楽しい選手になりたいです。

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