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資格は必要?バドミントンの審判の種類と役割を解説

部活動やクラブに所属してバドミントンをする場合、「練習試合などで審判をしなくてはいけないのかな?」と不安になることも多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、バドミントンの審判に資格は必要なのか、さらには審判の種類と役割について詳しく解説していきます。

バドミントンの審判に資格は必要?

結論から申し上げますと、バドミントンの公式戦で審判をするためには「公認審判員」という資格が必要です。

公認審判員の資格には、準3級・3級・2級・1級と4つの階級に分かれており、レフェリーとデュピレフェリーは1級の保有者、主審は2級以上の保有者、線審は準3級以上の保有者と、それぞれバドミントンの競技規定によって定められています。

また、公認審判員の取得には地区ごとのバドミントン協会によって筆記試験と実技試験に合格する必要があります。

とはいえ、これらは公式戦に適用される競技規定となりますので、練習試合においては公認審判員に資格を持っていなくても審判をする場合もあるため、バドミントンをプレイするのであれば審判がするべきことについてある程度理解しておくといいでしょう。

バドミントンの審判の種類と役割

バドミントンの審判の種類は下記の4つです。

・レフェリー
・デュピレフェリー
・主審
・線審

それぞれの審判の種類と役割について詳しく解説していきます。

審判の種類①:レフェリー

レフェリーは、試合全体をスムーズに行うためにスコアの管理やゲーム開始を合図する権限を持つ審判です。

レフェリーは審判の中でもっとも高い権限を持つため、大会運営を担う存在になります。

審判の種類②:デュピレフェリー

デュピレフェリーは、レフェリーの補佐の役割を担い、レフェリーの判断を実行に移すことが主な役割となります。

審判の種類③:主審

主審は、各試合の審判を担当する役割をになっています。

一般的に”バドミントンの審判”というイメージのある人がこの主審で、バドミントンの試合中は椅子に座って試合をジャッジします。

審判の種類④:線審

線審は、シャトルがラインを超えているのか超えていないのかを判断する審判です。

最終的なジャッジは主審になりますが、主審が見えていない範囲のジャッジについては基本的に線審のジャッジが採用されます。

バドミントンの審判の基本的なコール

バドミントンの試合で審判が使用する基本的なコールは下記の2つです。

・得点数
・フォルト

それぞれのコールについて詳しく解説していきます。

得点数

試合中にどちらかのチームが得点した場合、主審によって得点数のコールが行われます。

得点のコールは英語で行われ、同点の場合は「〇〇オール」、0点のコールは「ラブ」ということだけ覚えておけば問題ないでしょう。

例えば、5−0の場合は「ファイブラブ」というようにコールをし、5-5の場合は「ファイブオール」というようにコールします。

フォルト

試合中にフォルト(反則)があった場合も主審からコールが行われます。

どのようなフォルトがあったのかを明確にしなければなりませんので、レシーバーにフォルトがあった場合は「フォルトレシーバー」というようにコールされますが、明らかなフォルトの場合はコールしなくても問題ありません。

まとめ

本記事では、バドミントンの審判に資格は必要なのか、さらには審判の種類と役割について詳しく解説していきました。

バドミントンの公式大会においては審判をするための資格はが必要ですが、練習試合などでは必ずしも資格は必要ありませんので、審判の役割については最低限おさえておくといいでしょう。

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