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「世界陸上」110メートルハードル泉谷駿介が一躍知名度を上げる可能性も

いよいよ開幕間近となった世界陸上競技選手権大会(以下世界陸上)だが、メダル獲得の期待がかかる日本人選手も複数存在する。

男子110メートルハードルの泉谷駿介(住友電工)もそんな期待の選手の1人だ。

知名度はサニブラウンや田中希実に劣るが、この大会を機に日本陸上界の主役を担う存在にもなりえる。

直前の試合でオレゴン世界選手権金メダルのホロウェイに次ぐ2位に

泉谷駿介は最も調子の良い状態で世界陸上に臨めそうだ。

7月23日に行われたダイヤモンドリーグで13秒06の好タイムで2位となった。

これは自己ベストに0秒02に迫る記録で、1位となったホロウェイが13秒01であることから、泉谷も十分に優勝も狙える実力があると言えるだろう。

ホロウェイはオレゴン世界選手権金メダルを獲得しているほどの実力者だ。

しかし、ここ数年自己ベストを大きく更新し続けている泉谷は、世界陸上や来年行われるパリオリンピックでホロウェイを上回る可能性もある。

今回の世界陸上(ハンガリー/ブダペスト)でも、タイム的に決勝進出の可能性は高いだろう。

日本陸上界の主役になれる逸材

泉谷駿介は知名度こそまだ高くないが、その実力は日本陸上界でもトップレベルだ。

もしも世界陸上でメダルを獲得するようなこととなれば、一気にその知名度を上げ日本陸上界のスターとなることができるだろう。

果たして泉谷は決勝進出、そしてメダル獲得を実現させることができるのか、その走りに注目だ。

世界陸上の予選は8月20日20時5分(日本時間)に行われ、準決勝が8月21日27時5分、決勝は28時40分を予定している。

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