萩原啓至の使用用具・大会成績・プロフィール

今回は、2023年全日本ジュニア王者の萩原啓至(愛工大名電高)について紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的な情報から、国際大会での戦績についても触れていきます。

萩原啓至とは?

萩原啓至は、名門・愛工大名電高校に所属する卓球選手で、Tリーグでは木下マイスター東京に所属しています。幼少期より全国大会で活躍を続け、2022年のインターハイでは男子ダブルスと男子学校対抗で2冠を達成しました。また、2023年の全日本選手権ジュニアの部では決勝で松島輝空を下して優勝も果たしており、今、最も注目を集める高校生選手です。

萩原啓至のプロフィール

萩原啓至(はぎわらけいし)は2005年11月3日生まれの17歳(2023年8月現在)で、岡山県出身です。

小学生時代は岡山の名門クラブ「ねや卓球クラブ」で腕を磨き、2015年の全日本選手権カブの部で3位、2017年の全国ホープス選抜大会優勝など、全国レベルで結果を残してきました。

小学校卒業後は、名門・愛工大名電中に進学し、2018年に全日本選手権(カデットの部)3位、2019年に全中団体優勝など、小学生時代同様、全国トップレベルの活躍を続けます。しかし、中学生最後の年となった2020年は新型コロナウイルスの影響により、全中が中止に。不完全燃焼のまま卒業し、附属の愛工大名電高校に進学します。

2021年のインターハイでは1年生ながらに男子シングルスでベスト8入りを果たすと、翌年のインターハイでもベスト8入りを果たします。さらに鈴木颯との男子ダブルスでは優勝を飾り、学校対抗と合わせて2冠を達成します。

また、萩原は2022年にはジュニアの国際大会にも数試合出場し、WTTユースコンテンダーリニャーノではU17男子シングルスで優勝を飾りました。

このように着実に力をつけていた萩原の名前を一躍有名にしたのが、2023年の全日本選手権です。同大会のジュニアの部で決勝まで勝ち上がった萩原は、3度目の決勝進出で悲願の初優勝を狙う松島輝空と激突。フルゲームまでもつれる激戦となりますが、ぎりぎりのところで取り切った萩原が勝利を掴み、ジュニア男子シングルスで初優勝を飾ったのです。

すると、その数か月後の大阪国際招待選手権でも、高校生ながらに優勝を飾り、「萩原啓至」の名前を全国に轟かせました。

また、2023-2024シーズンはTリーグの木下マイスター東京に加入しました。

関連記事