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菅原由勢(写真:なかしまだいすけ/アフロ)

板倉滉、中村敬斗、旗手怜央が負傷で参加不可の可能性が高いW杯2次予選の代表メンバー構成

菅原由勢(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
いよいよ2026年北中米W杯の予選がスタートする。 

サッカー日本代表は11月16日にミャンマー戦、21日にシリア戦を行う。

ボルシアMGの板倉滉は左足首の手術を行うためこの2連戦には参加できず、スタッドランスの中村敬斗も足首の怪我が長引いており参加が難しい。

セルティックの旗手怜央もCLで負傷し参加は不可能だろう。

ベストメンバーで臨むべきなのかといった問題もあるが、直前の試合をこなしてから日本へ向かう欧州組のコンディションも考慮する必要があるといえるだろう。

ベストメンバーを招集してもミャンマー戦はコンディションが整わない選手が多い

上田綺世と菅原由勢は11月12日に直接対決(フェイエノールト対AZ)が予定されている。

三笘薫も11月12日にプレミアリーグのシェフィールド戦を控えている。

フライブルクの堂安律やラツィオの鎌田大地、スポルティングの守田英正、サン・ジロワーズの町田浩樹、デュッセルドルフの田中碧、セルティックの前田大然と古橋亨梧らも12日に試合が行われるため、日本代表への合流が遅れる。

レアル・ソシエダの久保建英は1日早い11月11日にラ・リーガのアルメリア戦となる。

スタッド・ランスの伊東純也とモナコの南野拓実、ボーフムの浅野拓磨、シュツットガルトの伊藤洋輝も11日にリーグ戦があるため、12日組よりかは良いコンディションでミャンマー戦に臨めるだろう。

シント・トロイデンは11月10日にリーグ戦が行われるため、橋岡大樹と鈴木彩艶はコンディションの問題なく16日のミャンマー戦に出場できるだろう。

Jリーグ組(毎熊晟矢や大迫敬介、伊藤敦樹)や11月上旬に試合数が少ないカタールリーグの谷口彰悟らも良いコンディションで代表に合流できるはずだ。

ミャンマー戦とシリア戦で大幅にメンバーを変える戦いがベストか

通常公式戦ともなれば限りなくベストメンバーに近い形で臨むことになるが、ミャンマーがFIFAランキング161位、シリアが93位であることを考慮すれば、大幅にメンバーを変えて臨む戦い方でも良いかもしれない。

ミャンマー戦はJリーグ組と谷口彰悟、10日、11日にリーグ戦を戦う伊東純也、南野拓実、浅野拓磨、伊藤洋輝、橋岡大樹、鈴木彩艶、久保建英ら中心で戦うべきか。

シリア戦は12日にリーグ戦を戦う上田綺世や菅原由勢、堂安律、鎌田大地、守田英正、町田浩樹、田中碧、前田大然、古橋亨梧、三笘薫らを中心に戦えば、コンディションの比較的良いメンバーをベースに戦えるため圧倒できるはずだ。

さらに2連戦をフルで戦いクラブに戻るといったことにもなりにくいため、疲労面軽減のメリットも得られる。

Jリーグ組でコンディションの良い注目選手を3名ほど招集し2連戦共に出場させることができれば、新戦力の発掘にも繋がるはずだ。

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