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ハーランドが横浜F・マリノス戦で2得点!コンディション良好で2年連続プレミア得点王も可能性大

写真:ハーランド(提供:ロイター/アフロ)
7月23日、Jリーグ・ワールドチャレンジ「横浜F・マリノス対マンチェスターシティ」の一戦が行われ、3-5でマンチェスター・シティが勝利した。

昨季の欧州王者でありトレブル(三冠)を達成したマンチェスター・シティは、シーズン前の調整段階ながら横浜F・マリノスを圧倒した。

プレミア&CL得点王のアーリング・ハーランドは後半からの出場ながら2得点を奪うなど、シーズン開幕に向けた調整は順調に進んでいるようだ。

2年連続のプレミア&CL得点王に向け視界良好なハーランド

ストーンズやロドリ、フォーデン、ベルナウド・シウバ、新加入のコヴァチッチなど、シティの中盤はやはり上手かった。

シーズン開幕までまだ2週間以上あるため、まだまだコンディション的には6割~7割程度であり体のキレや選手の連動性はそこまで高くなかったが、随所で世界トップのテクニックを披露した。

特に大きな注目を集めたのは、アーリング・ハーランドだ。

横浜F・マリノスとの試合でも、スルーパスに対して見事なタッチでシュートまで持っていき1得点目を奪い、グラウンダーのクロスに対して完璧な動き出しで2得点目を奪った。

抜群の身体能力を活かした得点ではなかったが、超一流のストライカーならではの動きで観客を沸かせた。

昨季プレミアリーグ35試合出場で36得点を挙げ、CLでも11試合出場で12得点、FAカップ4試合出場で3得点と異次元の活躍を見せたハーランド。

加入当初はシティのパスサッカーに合わず批判を浴びることもあったが、見事に適応しシティのトレブルに貢献した。

それまで押し込んだ状態でも細かくパスを繋いで崩そうとしていたシティだったが、ハーランドがいることによってクロスも織り交ぜるようになった。

さらに自陣でボールを奪った際も、ロングボールからハーランドがポストプレーで落とし一気に攻撃を仕掛けるような場面も増えた。

今のシティは、細かいパス回しで崩すこともでき、ロングボールやサイドからのクロスから得点を狙える最強のチームであると言える。

ハーランドがCFとしてプレーしていることで、完成形となるのだ。

グアルディオラ監督曰く、「去年の今の時期と比べてコンディションが良い。怪我もしていない」とハーランドの状態に太鼓判を押している。

7月26日にバイエルン・ミュンヘン、7月30日にアトレティコ・マドリードと親善試合を行い、いよいよコミュニティーシールドのアーセナル戦、そしてプレミアリーグのバーンリー戦を迎える。

果たしてハーランドは2年連続となるプレミアリーグ&CLの得点王を獲得することができるのか、今後の活躍に注目しよう。

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