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FA杯で途中出場の南野拓実に現地紙は軒並み低評価…仕事量の多さは相変わらずも「説得力のあるプレーが見られず」

南野は故障明けということもあり、キレのあるプレーを見せられなかった。(C)Getty Images
 現地時間1月9日、FAカップ3回戦が行なわれ、リバプールは3部(リーグ1)所属のシュルーズベリーを4−1で撃破。次ラウンドで2部(チャンピオンシップ)のカーディフと対戦することが決定した。

 本拠地アンフィールドでの一戦、27分に格下アウェーチームに先制を許した「レッズ」だったが、前半のうちにカイデ・ゴードン、ファビーニョのゴールで逆転すると、78分に交代出場のロベルト・フィルミーノがヒールで実に13か月ぶりとなるホームスタジアムでのゴールで加点、さらに後半アディショナルタイムにはファビーニョが豪快に自身2点目を決めてダメを押した。

 アフリカネーションズ・カップに出場しているモハメド・サラー、サディオ・マネら主力を欠いて迎えた最初の試合は、メンバーの大幅な入れ替えもあってか、持ち前の爆発的な攻撃は鳴りを潜め、守るアウェーチームを攻めあぐねる場面も多々あった。筋肉の異常で2試合を欠場した南野拓実は後半からCFマックス・ウォルトマンに代わって久々にピッチに立ち、相手ゴール前から自陣深くまで精力的に動いたものの、効果的なプレーは少なく、下がってパスを受けに行くところを狙われてヒヤリとする場面も見られた。
  試合勘を取り戻す必要性も感じさせた45分間だったが、ユルゲン・クロップ監督は「タキは怪我をしていたが、戻ってきた。これは我々にとって、非常に重要なことだ。周知の通り、これから多くの試合が控えている中で、前線の主力2人がいないのだから」「タキは本当に調子が良い。彼が戻ってきたのは良いことであり、我々に必要な存在だ」「私はタキのことが気に入っている」と賛辞を贈りながら、日本人アタッカーの復帰を歓迎している。

 現地メディアの評価を見ると、リバプールの地元紙『Liverpool Echo』は10点満点の採点で「6」。及第点の数値だが、これはウォルトマンと並んで最低タイである。寸評では「中盤に下がり、左サイドに移って、いつも通りに忙しく動いた」と綴られた。
  スポーツ専門メディアの『sportskeeda』は「ウォルトマンに代わって後半から出場したが、最後まで試合のペースを掴むことはできず、簡単にボールを奪われることもしばしばあった。前線で説得力のあるプレーを見せることはできなかった」と厳しく評し、採点も「5」でチーム単独最低となっている。

 さらに低い採点となったのは、サッカー専門メディア『90min』で「4」。これも単独最低であり、寸評も「ハーフタイム明けに登場した交代選手は、試合に入り込むことができずに終わった」とネガティブなものだった。
  リバプールの専門メディアでは、「ハーフタイム以降に出場し、トレードマークである運動量とプレーエリアの広さを披露した」と報じた『THIS IS ANFIELD』が、こちらも採点では最低タイの「5」。対して『Fan Nation』は「6.5」と数少ないチーム最低でない採点を与えたメディアだが、その寸評は「フィジカルの弱さが常に、彼を邪魔している。ボールを奪われ続け、シュートは枠に飛ばなかった」と、どこよりも厳しいものだった。最後に『TAW』は採点なしで、「幾つかの素敵なボールタッチと仕事量の多さ」とだけ記した。

 このように、現地メディアの評価は厳しいものが多かった南野だが、今月は多くのプレー機会が訪れると思われる。ここから調子を上げてサラー、マネの穴を埋める活躍を見せ、その存在の有用性を示せるか、見守り続ける必要があるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】南野は後半の頭から出場!リバプールの鮮やかな逆転劇をチェック

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